特許
J-GLOBAL ID:200903092302949406

本体下方部分と本体上方部分とからなる自動車本体及びそのような自動車本体の本体上方部分の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新部 興治 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-530080
公開番号(公開出願番号):特表2000-505395
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】本願発明は、前方部分(4)、後方部分(6)、床用皿状体(8)、本体側面(10,12)及び屋根部分からなる自家用車本体(52)に関する。前記本体は、本体下部(54)と、梁構造(58)を有する本体上部構造(56)とから構成されており、前記梁構造は前記本体上部構造上に堅牢に溶接されている。この梁構造は、回転成形によって造られ、互いに一体的に溶接された閉断面を有する薄壁状のフランジ無し輪郭部分から構成されている。前記梁構造の構成部分は硬化するため、構成輪郭部分では、材料は硬化可能な高強度鋼或いはホウ素鋼であり、900〜1100N/mm2程度の降伏点を有する。硬化は、前記輪郭部分を前記梁構造へ一体溶接する以前或いは以後に生じる。前記本体上部構造は、前記本体下部へ装着される以前に、屋根板、窓、内装品等を有する完結した一構成部分として製造される。
請求項(抜粋):
床用皿状体(8)とドア用開口を有する本体側面(10、12)とを通じて相互に接合されている前方部分(4)及び後方部分(6)と、前記前方部分、後方部分(4,6)及び本体側面(10,12)とに中空柱を通じてそれぞれ構造的に接続されている屋根部分とからなる特に自家用車用の自動車本体(52)であって、前記本体は、前記本体の窓開口のガラス下端を有する或いは前記ガラス下端の下側の仮想分離面(P1-P2)水準領域において相互に接合されている2つ主要構造体部分で構成されていて、前記分離面の下方に位置する前記主要構造体部分は、前記床用皿状体(8)、前記前方部分と後方部分(4,6)及び本体側面下方部分から構成される本体下方部分(54)からなる特に自家用車用の前記自動車本体(52)において、前記分離面の上方に位置する前記主要構造体が、回転成形により形成され、溶接により一体的に接合された薄壁状輪郭部分(60〜76)からなる梁構造(58)を有する本体上部構造(56)であり、前記薄壁状輪郭部分は全くフランジの無い閉断面を有し、ホウ素鋼或いは硬化性の同様な高強度鋼から作られており、それは、前記梁構造を形成するために前記溶接以前或いは以後に硬化し、硬化後は少なくとも900〜1100N/mm2の降伏点を有しており、そのため、普通の高強度鋼よりも2〜3倍高く、本体の製造に一般に使用されているプレス鋼よりも4〜5倍高いことを特徴とする前記自動車本体。
IPC (2件):
B62D 25/06 ,  B62D 65/00
FI (2件):
B62D 25/06 A ,  B62D 65/00 A

前のページに戻る