特許
J-GLOBAL ID:200903092309903266

電気車の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-210426
公開番号(公開出願番号):特開平9-056005
出願日: 1995年08月18日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【目的】本発明は、電気車の制御装置に係り、インバータの出力周波数指令を作る際に基本的には誘導電動機の回転周波数を用いず、しかも電流指令相当のトルクで車両を加速/減速でき、さらに空転/滑走が発生する条件のもとでは、車輪とレールの粘着限界近傍相当のトルクで車両を加速/減速できる制御装置を提供することにある。【構成】インバータ出力周波数指令を周波数時間変化率指令に基づいて増加/減少させ、その周波数時間変化率指令を電流制御系により制御するように構成し、また、再粘着制御系により、周波数時間変化率指令を調整及び電流指令を変更するように構成した。
請求項(抜粋):
車両駆動用誘導電動機と、この誘導電動機を駆動するインバータと、このインバータが出力する電流の電流指令を発生する手段と、前記インバータの出力電流を検出する手段と、車両の加速度/減速度に相当する前記インバータの出力周波数の時間変化率より大きい基準周波数時間変化率指令を発生する手段と、前記誘導電動機により駆動される駆動輪の空転量/滑走量を検出する手段と、前記出力電流の検出値が前記電流指令を上回るときのこの偏差及び前記空転量/滑走量の検出値に応じて前記基準周波数時間変化率指令を調整して、周波数時間変化率指令を発生する手段と、この周波数時間変化率指令に基づいて前記インバータの出力周波数指令を発生する手段と、前記出力電流の検出値が前記電流指令を下回る時間が所定時間より大きくなったとき、このときの前記出力電流の検出値に基づいて前記電流指令を変更する再粘着手段とを備えた電気車の制御装置。
IPC (2件):
B60L 9/18 ,  H02P 5/41 302
FI (2件):
B60L 9/18 S ,  H02P 5/41 302 F

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