特許
J-GLOBAL ID:200903092319503932

離散対数をベースとした公開キーによる暗号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-514034
公開番号(公開出願番号):特表平10-500502
出願日: 1996年10月03日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】本発明は、変数r=gkmodp(ここで、pはモジュラスと呼ばれる整数であってkは乱数である)の計算を利用する、離散対数をベースにした公開キーによる暗号化方法に関する。本発明によれば、データ対(xi,gximodp)を含むデータベースを作成し(xiは擬似乱数値)、この値を用いて一次結合を行うことによって指数kを求め、この結合に関与するgxiを用いて変数gkmodpの計算を行う。デジタル署名または認証への利用。
請求項(抜粋):
離散対数に基づく公開キー暗号化方法であって、変数r=gkmodp(ここで、pはモジュラスと呼ばれる素数、指数kは通常Nビットの長さを有する乱数、gは底と呼ばれる整数である)の計算を利用し、エンティティEが、この変数が作用する他のエンティティとの信号の交換を含む認証操作および/または署名操作を実行するもので、所定のエンティティについて以下の各段階の操作を含み、: -決まった個数の指数と対応する累乗とを含むデータベースを作成し、続いて信号の交換の度に、 -底の指数値のランダムな一次結合を行うことにより指数を生成し、 -結合に関与する底の累乗に基づいてgの累乗を計算し、 上記段階が: -m個の乱数値xiと、それに対応するzi=gximodpである変数ziとを含む固定されたデータベースを作成し、 -底の値xiをランダム一次結合することによって各署名に必要な指数kを生成し、 -結合に作用する値xiに対応する変数ziに基づいて変数gkmodpを計算し、 -この変数を用いてもう1つのエンティティとの信号交換を行い、 さらに上記変数kの生成が以下の段階を含むことを特徴とする方法: -指数kが、k=Σ aixiであってaiのm個の値のうちw個がゼロでなく、ゼロでない値のaiの選択がランダムに行われる指数kを生成し、 -kの一次結合に関与する値xiに対応した値ziを用いて変数gkmodpを計算する。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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