特許
J-GLOBAL ID:200903092322946713

全血液サンプルにおけるセル分析方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-600077
公開番号(公開出願番号):特表2003-510557
出願日: 2000年02月03日
公開日(公表日): 2003年03月18日
要約:
【要約】血液分析装置は、セル取調べゾーン中を流れる血球のDC量、RF伝導率、光拡散および蛍光を同時に計測する単一のトランスジューサを備える。好適には、このトランスジューサは、およそ50×50マイクロメートルの正方形の横断面を有し、かつ、サンプルが流れる方向で測定したときおよそ65マイクロメートルの長さを有する取調べゾーンを画定する電気光学フローセルを備える。
請求項(抜粋):
全血液サンプル内の血球の種々のタイプを区別し列挙する装置であって、(a) 血球が逐次流れることができるセル取調べゾーンを画定する単一のフローセルと、(b) 容器から血液全体のサンプルを吸引する手段と、(c) 前記吸引された全血液サンプルの少なくとも第1のアリコートを配送する手段と、(d) 全血液の前記第1のアリコートを溶解試薬に注入し、主として白血球および有核赤血球を含む溶解サンプルを生成する手段と、(e) 前記溶解サンプルに含まれる1つもしくはそれより多いセルのサブセットを蛍光物質に注入し、それによって前記セルのサブセットを前記蛍光物質でラベル付けする手段と、(f) 計測された分量の前記溶解サンプルを配送する計測手段と、(g) 計測された前記分量の溶解サンプルを前記フローセルの前記セル取調べゾーン中に流し、計測された前記分量の血球が前記セル取調べゾーン中を逐次流れるようにする手段と、(h) (a)それぞれが、(i)前記ゾーン中の前記DC電流を前記セルの分量の関数で変調し、(ii)前記ゾーン中の前記RF電流を前記セルの内部伝導率の関数で変調する血球が、前記セル取調べゾーン中を流れている間、同時にDCおよびRF電流が前記セル取調べゾーン中を流れるようにし、(b)前記DCおよびRF電流の変調を検出する回路手段と、(i) サンプルの流れる方向に垂直な軸に沿って伝播する放射のビームを、前記セル取調べゾーン中を流れる個々の血球に照射する光学手段であって、前記放射により前記蛍光物質が蛍光を発するようにする手段と、(j) 前記ゾーン内の照射された血球から拡散した放射を検出する放射拡散検出手段と、(k) 前記光学手段によって照射された結果、蛍光物質でラベル付けされたセルのサブセットから蛍光を発する放射を検出する蛍光検出手段と、(l) 前記回路手段に、ならびに、それぞれ前記放射拡散手段および蛍光検出手段に、動作可能に結合される分析手段であって、それぞれDC量(V)、RF伝導率(C)、光拡散(S)、蛍光(F)の特性に基づいて、白血球および蛍光物質でラベル付けされたセルの種々のサブセットの各濃度を区別し判定する手段と、を備える装置。
IPC (4件):
G01N 15/14 ,  G01N 21/05 ,  G01N 21/64 ,  G01N 33/49
FI (4件):
G01N 15/14 C ,  G01N 21/05 ,  G01N 21/64 F ,  G01N 33/49 H
Fターム (34件):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043DA01 ,  2G043DA05 ,  2G043EA01 ,  2G043EA15 ,  2G043EA17 ,  2G043FA02 ,  2G043FA06 ,  2G043GA07 ,  2G043GB01 ,  2G043GB02 ,  2G043GB03 ,  2G043GB05 ,  2G043HA01 ,  2G043HA09 ,  2G043KA02 ,  2G043KA05 ,  2G043KA09 ,  2G043LA02 ,  2G043NA01 ,  2G045AA01 ,  2G045CA25 ,  2G045FA11 ,  2G045JA04 ,  2G057AA04 ,  2G057AA11 ,  2G057AB04 ,  2G057AC01 ,  2G057BA05 ,  2G057CB05 ,  2G057DB05 ,  2G057DC07
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特許第213181号
  • スキーブーツ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-241061   出願人:ノルディカエスピ-エ-
  • 特開昭58-127601
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