特許
J-GLOBAL ID:200903092325432923
プラスチックとリンクする、非蛋白性の強力に負に荷電した巨大生物学的分子の調製方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
酒井 一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-518627
公開番号(公開出願番号):特表平10-512139
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】本発明は、強力な負の荷電を有する、プラスチックとリンクする非蛋白性巨大生物学的分子を調製する方法に対する。デオキシリボ核酸(DNA)、リボ核酸(RNA)及びグリコサミノグリカン(GAG)のような強力に負に荷電した生物学的巨大分子は細胞の機能化に決定的な役割を果たす。原則として、強力な負の荷電とは、五炭糖で構成されているものであれば、生物学的分子の五炭糖あたり少なくとも1つの負の荷電を意味する。DNA及びRNAはヌクレオチドあたり1つの負の荷電を含む。グリコソアミノグリカンはこの点で異質であり二糖あたり1から4の負の荷電を含むことができる。本発明はまた前記方法の製造物、特に負に荷電した非蛋白性巨大生物学的分子で被覆されたプラスチックウェルを有するマイクロタイタープレートにも対する。
請求項(抜粋):
強力に負に荷電しプラスチックにリンクした非蛋白性巨大生物学的分子を調製する方法であって、前記巨大生物学的分子及びプラスチックが、非カオトロピック溶液の存在下で互いに接触し、前記溶液は前記分子の水被覆を除去すること及び/又は前記巨大生物学的分子の前記負の荷電の基を遮蔽することができ、それにより分子及びプラスチック間の直接の、即ちスペーサー分子なしで且つプラスチックの活性化工程が不用なリンクが起こり、前記リンク工程に続いて前記溶液が除去されることを特徴とする方法。
IPC (5件):
C12Q 1/68
, C08B 37/00
, C08J 7/12
, G01N 33/545
, C12N 15/09
FI (5件):
C12Q 1/68 A
, C08B 37/00 Z
, C08J 7/12 Z
, G01N 33/545 Z
, C12N 15/00 A
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (5件)
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Journal of Colloid and Interface Science, 1990, 136 (2), 519-26
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Journal of Clinical Microbiology, 1990, 1469-72
-
Journal of Virological Methods, 199402, 46 (2), 223-6
-
Journal of Immunological Methods, 1989, 116, 87-98
-
FEBS LETTERS, 1985, 183 (2), 379-82
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審査官引用 (1件)
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