特許
J-GLOBAL ID:200903092325588648
連続焼鈍による缶用表面処理鋼板の原板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-210394
公開番号(公開出願番号):特開2000-026921
出願日: 1998年07月09日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 コンパクトな単一の連続焼鈍設備において、軟質材から硬質材までの缶用表面処理鋼板の原板を高い生産性で経済的且つ安定して製造する。【解決手段】 連続焼鈍における加熱・均熱後の冷却、過時効条件を適切に制御することにより、調質度T1〜T6の缶用表面処理鋼板の原板を選択的に製造できるという知見に基づきなされたもので、特定の成分組成を有する低炭素アルミキルド鋼の冷延鋼板を、連続焼鈍により再結晶温度以上の温度に加熱、均熱後、350〜480°Cの温度域まで100°C/sec超、300°C/sec未満の平均冷却速度で一次冷却した後、再加熱することなく過時効処理を施し、引き続き最終冷却した後、調質圧延を行なう製造方法であって、鋼板の所望の調質度に拘りなく連続焼鈍における一次冷却以降の熱履歴は略同一とし、且つ鋼板の所望の調質度に応じて連続焼鈍における均熱温度を変更することにより、調質度の異なる鋼板を作り分ける。
請求項(抜粋):
C:0.1wt%以下、N:0.001〜0.015wt%の低炭素アルミキルド鋼の冷延鋼板を、連続焼鈍により再結晶温度以上の温度に加熱、均熱後、350〜480°Cの温度域まで100°C/sec超、300°C/sec未満の平均冷却速度で一次冷却した後、再加熱することなく過時効処理を施し、引き続き最終冷却した後、調質圧延を行なって缶用表面処理鋼板の原板を製造する方法であって、鋼板の所望の調質度に拘りなく連続焼鈍における一次冷却以降の熱履歴は略同一とし、且つ鋼板の所望の調質度に応じて連続焼鈍における均熱温度を変更することにより、調質度の異なる鋼板を作り分けることを特徴とする連続焼鈍による缶用表面処理鋼板の原板の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
C21D 9/46 K
, C21D 8/02 A
Fターム (16件):
4K032AA04
, 4K032AA21
, 4K032CE01
, 4K032CE02
, 4K032CH01
, 4K032CH04
, 4K032CM01
, 4K037EA04
, 4K037EA05
, 4K037EA18
, 4K037FE01
, 4K037FE02
, 4K037FH01
, 4K037FJ01
, 4K037FJ04
, 4K037FM02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特公昭63-001374
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特公昭63-010213
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特公昭63-001374
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