特許
J-GLOBAL ID:200903092330697838

物体の放射能汚染を測定する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-327537
公開番号(公開出願番号):特開平7-128451
出願日: 1991年12月11日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 放射性元素による食料品の如き物体の汚染を測定する装置を提供する。【構成】 本装置は結晶シンチレータ(1)を有し、該シンチレータは、放射性元素(I,Cs,Co)の崩壊によって汚染された物体にその端部を当てた時に、物体から発出する放射線γを感知し得るようにされる。放射線γによってシンチレータ(1)内に生じた光子はフォトダイオード(2)によって電荷に変換される。この電荷を電圧パルスに変換する装置(3,7)はその周波数を増幅しかつ濾過する。複数の帯の中のパルスのカウントおよび装置と一体の電子装置(8)によって行われるデコンボルーションにより、前記放射性元素の各個による物体の汚染を測定することができる。可搬式の、広域拡散用放射能汚染測定装置に使用する。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの放射性元素から発出する粒子γによって、物体の放射能汚染を測定する装置で、この粒子γを感受して光子を繰り返し発出するようになったシンチレータ検出器(1)を有する型の装置において、a) シンチレータから発出する光子を捕捉し、かつこれを電荷に変換するように配置されたフォトダイオード(2)と、b) 前記電荷を電気パルスに変換する装置(3)と、c) フォトダイオードの出力に接続され、シンチレータによって検出された粒子γのエネルギーに比例する振幅の電圧パルスを送出する電圧増幅器(7)と、d) 所定の複数のエネルギー帯内のパルスを分級し、かつ所定時間内に各帯内に受け入れたパルスをカウントする装置(22)と、e) このカウントによって前記放射性元素による、物体の汚染を計算する装置(8)とを有することを特徴とする装置。
IPC (2件):
G01T 1/167 ,  G01T 1/20

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