特許
J-GLOBAL ID:200903092331903520

使用済原子燃料の再処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-333853
公開番号(公開出願番号):特開2001-153991
出願日: 1999年11月25日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】使用済原子燃料の再処理において、処理速度を向上し、工程を簡素化して再処理施設を小型化する。【解決手段】使用済原子燃料のフッ化物揮発法による再処理方法として、フッ化装置(流動層式反応器)3とフッ化装置(炎式反応器)4を使用する。フッ化装置(流動層式反応器)3でのフッ化反応によりウランのフッ化物を得る。フッ化装置(炎式反応塔)4でのフッ化反応によりウランとプルトニウムのフッ化物の混合物を得る。【効果】使用済燃料のフッ化反応に炎式反応塔を用いることにより、使用済原子燃料の連続処理が可能となるため、使用済原子燃料の処理量を増加することができる。ウランとプルトニウムのフッ化物を混合物として回収するため、精製工程を削除できる。
請求項(抜粋):
使用済原子燃料にフッ素またはフッ素化合物を作用させて、ウランおよびプルトニウムのフッ化物を形成することによりウランおよびプルトニウムを使用済原子燃料から回収する再処理方法において、回収するプルトニウムにはプルトニウムの1倍から40倍の範囲の好む量のウランを含むようにすることにより工程を簡素化して、再処理施設の小型化を図ることを特徴とする使用済原子燃料の再処理方法。

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