特許
J-GLOBAL ID:200903092335552390
面ファスナーの連続成形方法と成形装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
野口 武男
, 縣 一郎
, 塩澤 克利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-429777
公開番号(公開出願番号):特開2005-185458
出願日: 2003年12月25日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【課題】被着物品との間を直接に接着、間接的に接合又は嵌着する必要があるような成形面ファスナーにあって、その接着面などの形状の如何を問わず、その接着強度や摩擦力などを増加させることのできる効率的で且つ安価な成形方法及び成形装置を提供する。 【解決手段】押出ダイ(1) の樹脂押出口(1b)から溶融樹脂を周面に多数のフック片成形用キャビティをもつダイホイール(2) の周面に連続的に吐出して、同周面との間隙で平板状基材(11)を成形すると共に前記係合素子用キャビティ(2a)内でフック片(12)を成形する。このとき同時に、樹脂押出口(1b)下方の押出ダイ(1) の内部に形成された冷媒通路(1e)に冷媒を流して、押出ダイ(1) を介して面ファスナー(10)の係合素子(12)が形成されていない背面を積極冷却する。この冷却により、基材背面全体にヒケ (11’) による局部的で微小な凹凸面が形成されて、接着等面積が増大し、接着強度や摩擦力などを増加させる。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
平板状基材(11)の表面に多数の係合素子(12)を有する合成樹脂材料からなる面ファスナー(10)の連続成形方法であって、
周面に多数の係合素子用キャビティ(2a)を有するダイホイール(2) を一方向に駆動回転させること、
押出ダイ(1) の樹脂押出口(1b)から、所定幅の溶融樹脂を回転する前記ダイホイール(2) の周面と前記押出ダイ(1) の前面との間の間隙に向けて所要の樹脂圧をもって連続的に押出し、前記溶融樹脂の一部を前記雄係合素子用キャビティ(2a)に充填させて前記係合素子(12)を成形するとともに、同溶融樹脂の余部をもってダイホイール(2) の周面と前記押出ダイ(1) との間の間隙の肉厚を有する平板状基材(11)を連続的に成形すること、及び
前記樹脂押出口(1b)よりもダイホイール(2) の回転方向下流側に位置する前記押出ダイ(1) の内部に配された冷媒通路(1e)に冷媒を流し、前記係合素子(12)の成形されていない平板状基材(11)の表面を冷却して、同表面に凹凸面を形成すること、
を含んでなることを特徴とする面ファスナーの連続成形方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
3B100DA02
, 3B100DA07
, 3B100DB08
引用特許:
出願人引用 (2件)
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米国特許第5,800,760号明細書
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米国特許第5,945,193号明細書
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