特許
J-GLOBAL ID:200903092339298820

内燃機関用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-119775
公開番号(公開出願番号):特開2002-317683
出願日: 2001年04月18日
公開日(公表日): 2002年10月31日
要約:
【要約】【課題】 緩加速時および加速初期において、スロットル開度変化による加速を確実に検出し、ドライバビリティを向上するエンジン用制御装置を提供する。【解決手段】 スロットル開度センサから出力されるスロットル開度A/D変換値のなまし値の移動平均値を算出し、ノイズによるによる振れを除去した後、スロットルの微小な開度変化を検出する緩加速開始判定のロジックにより、極めてゆっくりスロットルを開く緩加速時および加速初期において、スロットル開度変化による加速を確実に検出し、基本噴射量を補正して燃料噴射量を決定することにより円滑な加速が得られ、ドライバビリティを向上することができる。さらに、移動平均保持値を保持する待機状態の解除条件を設けることにより、緩加速が開始されるか否かの緩加速判定の精度を高めてスロットル開度の変化量に対して適切な噴射量の制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸の回転に同期して所定のクランク角で第1の信号を出力するクランク角センサと、内燃機関のスロットル開度を検出して第2の信号を出力するスロットル開度センサと、前記クランク角センサから出力される第1の信号、ならびに前記スロットル開度センサから出力される第2の信号から燃料の基本噴射量を算出する基本噴射量算出手段とを備え、内燃機関に供給する燃料量を制御する内燃機関用制御装置であって、前記スロットル開度センサから出力される第2の信号の値、ならびに過去の前記スロットル開度センサから出力された第2の信号の値を比較し、両者の差分が予め設定された所定の第1範囲にあるとき、過去の前記スロットル開度センサから出力された第2の信号の値を保持し、保持値を設定するスロットル開度値保持手段と、前記スロットル開度値保持手段により保持値を設定してから所定の第1期間経過後、前記スロットル開度センサから出力される第2の信号の値、ならびに前記スロットル開度値保持手段により設定された保持値を比較し、両者の差分が予め設定された所定の第2範囲にあるとき、前記基本噴射量算出手段により算出された基本噴射量を補正して燃料噴射量を決定する燃料噴射量決定手段と、を備えることを特徴とする内燃機関用制御装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 314 ,  F02D 45/00 364 ,  F02D 41/10 330
FI (3件):
F02D 45/00 314 E ,  F02D 45/00 364 H ,  F02D 41/10 330 Z
Fターム (16件):
3G084BA13 ,  3G084CA04 ,  3G084EA02 ,  3G084EA07 ,  3G084EA11 ,  3G084EB25 ,  3G084FA10 ,  3G084FA38 ,  3G301KA12 ,  3G301MA14 ,  3G301NA01 ,  3G301NA08 ,  3G301NE23 ,  3G301PA11Z ,  3G301PA12Z ,  3G301PE03Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-249349
  • 特開昭58-133434
  • 特開昭62-265447

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