特許
J-GLOBAL ID:200903092347338653

マルチメディア多重方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-138274
公開番号(公開出願番号):特開平5-336152
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 常に遅延時間と廃棄率の両方を考慮した多重化を行なう。【構成】 ポーリング制御を行なっているときは、各ポートの待ちセル数に遅延優先度更新閾値DLiを設定する。いずれかのポートの待ちセル数WCiがこの閾値を超えたとき、そのポートが一度選択されたときに送出するセルの数を大きくする。これにより、そのポートのポーリング制御における優先度が上昇する。一方、待ち行列長監視制御を行なっているときは、各ポートの遅延時間に廃棄優先度更新閾値LLiを設定する。いずれかのポートの遅延時間DEiがこの閾値を超えたとき、そのポートの待ち行列長監視用オフセット値QOi'の値を小さくする。これにより、そのポートの待ち行列長監視制御における優先度が上昇する。
請求項(抜粋):
要求品質毎に別々のキューを有し、廃棄に対する要求品質が最も厳しいポートの待ちセル数に閾値を設定し、前記廃棄に最も厳しいポートの待ちセル数が前記閾値以下のときは、遅延に対する要求が高いほど値が小さくなるように全ポートにポーリング用オフセット値を設定し、待ちセル数が前記ポーリング用オフセット値よりも大きいポートに対して各ポートから順番にデータを送出するポーリング制御を行ない、前記廃棄に最も厳しいポートの待ちセル数が前記閾値を超えた場合は、廃棄に対する要求が高いほど小さくなるように全ポートに待ち行列長監視用オフセット値を設定し、待ちセル数から前記待ち行列長監視用オフセット値を減じた値の最も大きいポートからデータを送出する待ち行列長監視制御を行なう多重方式において、全てのポートに対して待ちセル数にはそれぞれ遅延優先度更新閾値を設定し、前記ポーリング制御を行なっているときにいずれかのポートの待ちセル数が前記遅延優先度更新閾値を超えた場合は、前記遅延優先度更新閾値を超えたポートが一度選択されたときに送出するセルの数を大きくし、前記遅延優先度更新閾値を超えたポートの待ちセル数が前記遅延優先度更新閾値以下になると、前記遅延優先度更新閾値を超えたポートが一度選択されたときに送出するセルの数を元の値に戻し、また、全てのポートに対して遅延時間についてそれぞれ廃棄優先度更新閾値を設定し、待ち行列長監視制御を行なっているときにいずれかのポートにおいて遅延時間が前記廃棄優先度更新閾値を超えた場合は、前記遅延時間が廃棄優先度更新閾値を超えたポートの待ち行列長監視用オフセット値を小さくし、前記遅延時間が廃棄優先度更新閾値を超えたポートの遅延時間が前記廃棄優先度更新閾値以下になると、前記廃棄優先度更新閾値を超えたポートの待ち行列長監視用オフセット値を元の値に戻すことを特徴とするマルチメディア多重方式。
IPC (3件):
H04L 12/48 ,  H04J 3/00 ,  H04J 3/22

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