特許
J-GLOBAL ID:200903092348499596

回転体の速度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-100840
公開番号(公開出願番号):特開平6-308139
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】振動等のランダムに変動するパルス信号が入力された場合においても、非規格要素によるパルス信号周期検出誤差を補正できるようにする。【構成】ステップ221においては、回転体が1回転する間のパルス信号周期の平均値を算出する。ステップ222においては、パルス信号周期の平均値と前回の補正係数により補正した各回転検出部のパルス信号周期との偏差を算出する。そして、偏差の速度依存性をなくすために前記偏差のパルス信号周期の平均値に対する割合Δth を算出する。ステップ223において、補正係数ωn,m の収束速度を調整する補正感度係数kをΔth にかけることによって、1回のパルス入力に対するΔth の補正係数ωn,m への影響度合いを調整する。ステップ224においては、ステップ223において算出した値k・Δth を各回転検出部の補正係数前回値ωn,m-1 に加算する。
請求項(抜粋):
被測定回転体の回転に応じて連続的に発生するパルス信号における前記被測定回転体の非規格要素による検出誤差を補正係数を用いて補正し、補正したパルス信号に基づき被測定回転体の速度を算出する回転体の速度検出装置において、前記補正係数を更新する更新手段を備え、この補正係数更新手段は、前記パルス信号の周期の平均に依存した値を算出する平均依存値算出手段と、前記各々のパルス信号周期と前記平均依存値との偏差に依存した値を算出する偏差依存値算出手段と、1回のパルス信号入力に対する前記偏差依存値の前記補正係数への影響度合いを調整する調整手段と、前記調整手段によって調整した値と前回算出された補正係数とを加算することにより今回の補正係数を算出する補正係数算出手段と、を備えることを特徴とする回転体の速度検出装置。

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