特許
J-GLOBAL ID:200903092363090858
洩れ検査装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087422
公開番号(公開出願番号):特開平6-300657
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 同時に複数の被検査体を検査することができる洩れ検査装置を提案する。【構成】 共通の基準タンク11に対して2個の被検査体9A,9Bを設け、基準タンクと2個の各被検査体とのそれぞれの間に差圧検出器12A,12Bを差渡して接続し、各基準タンクと被検査体との間に発生する圧力差を差圧検出器によって検出し、その検出出力を加算器で加算し、その加算結果の極性により洩れの有る被検査体を特定し、洩れ量が許容値を越えているか否かを判定し、更に差圧検出器の個々の検出出力を利用することにより被検査体の双方に洩れが有る場合を検出することができる洩れ検査装置。
請求項(抜粋):
A.空圧源から与えられる空気圧を三方に分岐する三方分岐管と、B.この三方分岐管によって分岐された各管路に接続された遮断弁と、C.この遮断弁を通じて取出された空気圧の一つの管路に接続した基準タンクと、D.上記遮断弁を通じて取出された空気圧の二本の管路に接続した一対の被検査体と、E.この一対の被検査体に連通する管路と上記基準タンクに通ずる管路との間のそれぞれに差渡されて基準タンクと各被検査体との間に発生する圧力差をそれぞれ検出する一対の差圧検出器と、F.この差圧検出器の検出出力を逆極性で加算する加算器と、G.この加算器の加算結果により、上記各被検査体の洩れの有無を判定する判定装置と、H.上記空圧源と三方分岐管との間に接続され、空圧源から与えられる空気圧を三方分岐管側に与える第1の状態と、空圧源側を閉じ三方分岐管側を大気に開放する第2の状態に切換る三方電磁弁と、I.この三方電磁弁を上記第1の状態に切換え、上記遮断弁をそれぞれ開の状態にして上記基準タンク及び各被検査体のそれぞれに空気圧を与える加圧モードと、上記遮断弁を閉じこの状態で上記差圧検出器の検出出力を計測して各被検査体の洩れの有無を判定する検査モードと、三方電磁弁を上記第2の状態に切換え、上記基準タンク及び各被検査体に与えられた空気を大気に放出させる排気モードとに切換制御する制御器と、によって構成した洩れ検査装置。
前のページに戻る