特許
J-GLOBAL ID:200903092367373030

トランス-10異性体中の化合物の濃縮方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 行造 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-128955
公開番号(公開出願番号):特開2000-023689
出願日: 1999年05月10日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 トランス-10二重結合を含む少なくとも二つの共役不飽和を有する異なる異性体を含むPUFA混合物を転化してトランス-10異性体の割合を多くするように濃縮する方法を提供する。【0025】【解決手段】 上記混合物をトランス-10特異性を有する酵素の存在下で酵素転化にさらし、続いて反応混合物を分離し、濃縮された生成物を単離する。
請求項(抜粋):
多不飽和脂肪酸(=PUFA)混合物を濃縮する方法であって、該PUFA混合物はトランス-10二重結合を有する多不飽和異性体、特にトランス-10二重結合を有するCLA異性体中に、一つの不飽和はトランス-10二重結合である異性体を含む、少なくとも二つの共役不飽和を有する異なる異性体を含み、該PUFA混合物は特にCLA混合物であり、異なるCLA異性体を含むがその異性体中にトランス-10二重結合を有するCLA異性体を少なくとも含む混合物であり、ここにおいて、少なくとも5重量%のトランス-10異性体、特に少なくとも5重量%のトランス-10CLA異性体を含むPUFA混合物を、PUFA混合物、特にCLA混合物中に共に存在する、他のシス及び/又はトランス異性体からトランス-10異性体を選択識別することのできる酵素を使用して、モノ-、ジ-、又は多価アルコールの存在下酵素変換にさらし、転化の後得られた混合物について、未転化のPUFA酸、特にCLA及びエステル又はグリセリドを、PUFA酸、特にCLAから物理的又は化学的手段により分離し、出発物質に比べて少なくとも10%、好ましくは少なくとも20%、より好ましくは少なくとも30%、トランス-10異性体に富んだPUFA、特にCLAからエステル又はグリセリド混合物を単離する、方法。
IPC (3件):
C12P 7/64 ,  C12N 9/20 ,  C12R 1:05
FI (2件):
C12P 7/64 ,  C12N 9/20

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