特許
J-GLOBAL ID:200903092368614766

用時溶解可能な押圧注入型容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 出田 晴雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-335601
公開番号(公開出願番号):特開平5-146510
出願日: 1991年11月25日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 輸送及び取扱いにおいて、破損又は汚染されにくく、用時に軽い押圧力を加えるだけで汚染、負傷等を伴わずに注射液が調製されて注射、注入等に取り掛かれる注射・注入キットを開発する。【構成】 薬剤容器A,Aの頸部に外嵌された連結外筒2、2の他端に外嵌された保護筒3、2に内嵌された連結内筒6、6の薬剤容器側(下流側)端壁62を貫いて両頭穿刺針7が装着され、7内部の流通路71及び74は7の両肩に開口している。連結内筒6内に収容された溶解液容器Bの穿刺針側口部は軟質栓で反対側がピストン4で摺動可能に閉塞されている。保護筒3は内壁の突部34で連結内筒6の凹部64に係止され、その内壁突部35は連結外筒2の外壁端部26の傾斜縁に載置されている。【効果】 保護筒3と連結内筒6との係止及びその解除が穿刺針の所期の貫通順序と所期のタイミングとで行われた。
請求項(抜粋):
溶解用薬剤を収容して口部を栓で密閉された薬剤容器、薬剤容器の頸部外壁に下流端区域で嵌合する筒状の連結外筒、該連結外筒の上流端区域外壁に嵌装された保護筒であって、摺動可能に嵌装されると共にその下流端区域内壁に係合突部、中段内壁に係止機構及び上流端部に溶解液容器の鍔に係合する機構を備えた保護筒、保護筒の内側に収容された筒状の溶解液容器であって鍔状の上流端を有し、筒内の上流端区域にピストンが嵌着され、下流端口部に栓が嵌着されると共に溶解液が該容器内に充填された溶解液容器、溶解液容器の外壁と保護筒の内壁との間に介在する連結内筒であって、その下流端が下流側穿刺針を支持する構造の連結内筒並びに連結内筒の下流端内壁に装着された上流側穿刺針から構成されることを特徴とする用時溶解可能な押圧注入型容器。
IPC (2件):
A61M 5/24 ,  A61M 5/145
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-077487

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