特許
J-GLOBAL ID:200903092378765819

酸素を測定するためのレシオメトリック蛍光方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-509254
公開番号(公開出願番号):特表平9-506166
出願日: 1994年09月07日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】流体試料中の溶存酸素を測定するために、光学センサ(11)を用いたレシオメトリック方法が提供される。このセンサ(11)は、硬化した過フッ素化ウレタンポリマーと、それに組み込んだ酸素感受性指示薬成分および参照染料成分との酸素透過性膜(16)を含有するように調製される。指示薬成分からの発光スペクトルは、参照染料の発光スペクトルと比較することにより校正される。この参照染料は、酸素消光に対する感受性が著しく低く、そしてこの指示薬成分と類似した光分解速度を有する。膜およびセンサ(11)の製造方法および使用方法もまた提供される。
請求項(抜粋):
流体試料中の酸素を測定する方法であって、 (a)光学導波管を含む光学センサを提供する工程であって、該光学導波管が、該流体試料と接触させる遠位端部分、および該遠位端部分からのシグナルを受信する手段と連係する近位端部分を有し、ここで、該遠位端部分は、架橋酸素透過性膜を含む酸素センサ手段を有し、該架橋酸素透過性膜は、硬化した過フッ素化ウレタンポリマーと、それに組み込まれた酸素指示薬および参照染料の指示薬組成物とからなり、ここで、該酸素指示薬は、酸素感受性の蛍光発光シグナルを提供し、そして該参照染料は、酸素非感受性の蛍光発光シグナルを提供する、工程; (b)該流体試料を、該光学センサの該遠位端部分と接触させる工程; (c)該指示薬組成物を、第一の波長の照射で励起して、第二の波長で酸素指示薬発光シグナルおよび第三の波長で参照染料発光シグナルを発生させる工程; (d)該酸素指示薬発光シグナルから、該流体試料に存在する酸素の見掛けの量を算出する工程;および (e)該酸素指示薬発光シグナルと該参照染料発光シグナルとの比を測定することにより、外部要因から生じる変化に対して存在する酸素の見掛けの量を修正する工程;を包含する、方法。
IPC (2件):
G01N 21/77 ,  G01N 21/64
FI (2件):
G01N 21/77 B ,  G01N 21/64 Z

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