特許
J-GLOBAL ID:200903092388394053

ベーンポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-220186
公開番号(公開出願番号):特開2001-050175
出願日: 1999年08月03日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 ベーンポンプにおいて、吸入ポートおよび吐出ポートが形成されたサイドプレートのカムリングに対する円周方向の位置ずれを補償して吐出圧の脈動を防止する。【解決手段】 カムリング29R の吸入カム部291 および吐出カム部292 に対応する側壁に面取りを施して連通路331 ,332 を形成する。ベーン35が吸入カム部291 の末端に達する僅かに手前位置で、そのベーン35と先行するベーン35との間に区画されたポンプ室341 と吸入ポート37R との連通が遮断され、ベーン35が吸入カム部291 の末端に達した瞬間に、前記ポンプ室341 と吸入側連通路331 との連通が遮断される。またベーン35が吐出カム部292 の始端に達した瞬間に、そのベーン35と後続のベーン35との間に区画されたポンプ室341 と吐出側連通路332 とが連通し、その直後に前記ポンプ室341 と吐出ポート38R とが連通する。
請求項(抜粋):
内周面に吸入カム部(291 )および吐出カム部(292 )を形成したカムリング(29L ,29R )と、カムリング(29L ,29R )の内部に回転自在に収納したロータ(32L ,32R )と、カムリング(29L ,29R )およびロータ(32L ,32R )の両側面を覆うサイドプレート(28L ,28R ,30)と、ロータ(32L ,32R )に放射状に形成した複数のベーン溝(321 )に摺動自在に支持されて半径方向外端がカムリング(29L ,29R )の内周面に当接する複数のベーン(35)と、隣接する2個のベーン(35)、カムリング(29L ,29R )およびロータ(32L ,32R )により区画されて該ロータ(32L ,32R )の回転に伴って容積が拡大・縮小するポンプ室(341 )と、前記吸入カム部(291 )に臨むようにサイドプレート(28L ,28R )に形成した吸入ポート(37L ,37R )と、前記吐出カム部(292 )に臨むようにサイドプレート(28L ,28R )に形成した吐出ポート(38L ,38R )と、を備えてなり、吸入ポート(37L ,37R )から容積が拡大するポンプ室(341 )に吸入した作動油を容積が縮小するポンプ室(341 )から吐出ポート(38L ,38R )に吐出するベーンポンプにおいて、カムリング(29L ,29R )の吸入カム部(291 )および吐出カム部(292 )に、ベーン(35)を跨いで作動油を円周方向に逃がす連通路(331 ,332 )を形成したことを特徴とするベーンポンプ。
Fターム (13件):
3H040AA03 ,  3H040BB05 ,  3H040BB11 ,  3H040CC10 ,  3H040CC16 ,  3H040DD03 ,  3H040DD06 ,  3H040DD11 ,  3H040DD16 ,  3H040DD23 ,  3H040DD24 ,  3H040DD28 ,  3H040DD40
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-003987
  • 特開昭63-268991
  • 特開平3-003987
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