特許
J-GLOBAL ID:200903092391187468

車両用自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-024482
公開番号(公開出願番号):特開平5-187542
出願日: 1992年01月14日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 クリープ防止制御を実行する際に、後退防止用のブレーキを係合させ、合せて高速段を達成するようにしたシステムにおいて、その復帰時のシーケンスを規定し、ショックが少なく、且つ違和感のない復帰を実現する。【構成】 アクセルペダル以外の要因が不成立となることによって上記制御から復帰するときは、まずフォワードクラッチを係合させると共に、後退防止用のブレーキを係合させ、その状態でアクセルペダルが踏み込まれるまで待機する。この場合、その待機はアクセルペダルがオンとされるまでとしてもよいし、アクセルペダルが所定値以上となるまで、あるいはアクセルの踏み込み速度が所定値以上となるまでと構成するようにしてもよい。なお、アクセルペダルの踏み込みによって上記制御から復帰するときは、三者が同時に復帰され、速やかに第1速段状態が形成される。
請求項(抜粋):
自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジとされているときに、アクセルオフの条件を含む所定の条件が成立すると、前進走行を実現する摩擦係合要素を滑らせると共に、第2速段を達成する摩擦係合要素を作用させ、且つ、車両の後退を防止する摩擦係合要素を作用させるという特定の制御を実行するように構成した車両用自動変速機の制御装置において、前記所定の条件がアクセルがオフとされたまま、アクセル以外の原因によって不成立となったことを検出する手段と、アクセル以外の原因によって前記所定の条件が不成立となったときに、前記前進走行を実現する摩擦係合要素の係合及び車両の後退を防止する摩擦係合要素の非作用操作のみを実行する手段と、アクセル以外の原因によって前記所定の条件が不成立となった後に、アクセルがオンとされたことを検出する手段と、アクセルオンの検出と共に前記第2速段を達成する摩擦係合要素を非作用とする手段と、を備えたことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/20 ,  F16H 59:18

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