特許
J-GLOBAL ID:200903092391644745

左右両開き式の扉開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-267073
公開番号(公開出願番号):特開平7-120135
出願日: 1993年10月26日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】扉開閉時にヒンジピンとラッチ板とが当接することに起因して発生する音とショックを低減し、操作感覚を向上する。【構成】被取付体2のヒンジピン3aに対して扉1の固定板4の係合溝41aを係脱自在とし、ラッチ溝51aがヒンジピン3aに対して係脱自在なラッチ板5aを固定板4に枢着し、ラッチ板5aの拘束解除方向の回動に連係して他方のラッチ板5bの回動を阻止する回動阻止連結機構6を左右両ラッチ板5a,5b間に介在する。回動阻止連結機構6の揺動リンク61aにスライド案内部71aとストッパ部72aからなるロック溝7aを形成し、ロック溝7aに係合しラッチ板5bの回動を規制するロックピン8aを揺動リンク61aに突設する。上記構成を左右対称的とした左右両開き式の扉開閉装置において、ラッチ板5aのラッチ溝51aとヒンジピン3aとの当接部に緩衝部として例えばバネ板11aを配設する。
請求項(抜粋):
左右両開き可能な扉またはこの扉が取り付けられる被取付体のいずれか一方の左右両端部にヒンジピンを設けるとともに他方の左右両端部に前記ヒンジピンが係脱自在に係合される係合溝を有する固定板を設け、それぞれ外側に開いたラッチ溝により前記ヒンジピンに係脱自在に係合してそのヒンジピンを前記係合溝内に拘束するラッチ板を前記固定板の左右両端部に取り付け、前記左右の両ラッチ板間に一方のラッチ板の拘束解除方向の回動に連係して他方のラッチ板の回動を阻止する回動阻止連結機構を介在し、この回動阻止連結機構は左右各ラッチ板の近傍で固定板に枢着された一対の揺動リンクとこれら両揺動リンクどうしを結合する連結リンクから構成してあり、各揺動リンクまたは各ラッチ板のいずれか一方にスライド案内部とストッパ部とがほぼL字形に形成されたロック溝を形成するとともに他方には前記ロック溝に係合してラッチ板の回動を規制するロックピンを突設して構成してある左右両開き式の扉開閉装置において、前記各ラッチ板のラッチ溝と前記各ヒンジピンとの当接部に緩衝部を配設してあることを特徴とする左右両開き式の扉開閉装置。

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