特許
J-GLOBAL ID:200903092395207234
オーバーヘッド命令を最小限にする最適化コンパイラにおける命令スケジューリングの方法および装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315677
公開番号(公開出願番号):特開平9-282179
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 最適化コンパイラの最適化パス中に目的プログラム命令をスケジュールする装置および方法を開示する。【解決手段】 最新のマイクロプロセッサは、1クロック・サイクルに複数の命令を発行することができる能力を有するか、複数のパイプライン化された機能単位を有するか、あるいはその両方を有する。また、2つの値を加えてメモり・ロード命令およびメモリ・ストア命令内のアドレスを形成する能力も有する。このようなマイクロプロセッサにおいて、本発明は、モジュロ・スケジュール・ループ内の特定のオーバーヘッド命令の数を削減することによってこの高速化を達成する技法から成る。この技法は、縮小可能オーバーヘッド命令を特定し、通常のモジュロ・スケジューリング手順を使用して命令の残りをスケジュールし、次に、適切な判断により3コピー以下の縮小可能命令をスケジュールに挿入する。
請求項(抜粋):
中央演算処理装置(CPU)とそのCPUに結合されたランダム・アクセス・メモリ(RAM)とを有するコンピュータシステムであって、命令のパイプライン化を容易にし、2つの値を加えてメモリ・ロード命令またはメモリ・ストア命令で使用するアドレスを形成する機能を備え、1クロック・サイクル中に2つ以上の命令を発行することができる複数の並列計算装置を有する目的コンピュータ・アーキテクチャ上で実行するために、目的プログラムをコンパイルする際に使用するコンピュータ・システムにおいて、前記コンピュータ・システム内にあり、フロント・エンド・コンパイラとコード最適化機構とバック・エンド・コード生成機構とを有するコンパイラ・システムと、前記コード最適化機構に結合され、目的プログラムのための命令を縮小可能命令と縮小不能命令とに区分するように構成された命令区分機構と、前記コード最適化機構に結合され、前記縮小不能命令をモジュロ・スケジューリングするように構成されたモジュロ・スケジューラ機構と、前記縮小可能命令のうちの1つのコピーを前記モジュロ・スケジューラ機構によって生成された前記縮小不能命令のモジュロ・スケジュールに直接挿入するように構成された命令挿入機構と、前記コード最適化機構に結合され、通常なら指定された縮小可能命令によって生成された値を使用することになる1つまたは複数のスケジュールされた縮小不能命令を特定するように構成され、指定された縮小可能命令を使用する前記特定された1つまたは複数のスケジュールされた縮小不能命令のアドレス部における元のオフセットを修正するように構成された命令修正機構とを備えるコンピュータ・システム。
IPC (2件):
G06F 9/45
, G06F 9/38 310
FI (2件):
G06F 9/44 322 G
, G06F 9/38 310 F
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