特許
J-GLOBAL ID:200903092397254981

直動転がり案内軸受の移動体と軌道台上面との間のシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 洋平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-293785
公開番号(公開出願番号):特開平9-112555
出願日: 1995年10月18日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 移動体と軌道台上面との間の隙間を変えることなく装着可能な直動転がり直動転がり案内軸受の移動体と軌道台上面との間のシール構造の提供。【解決手段】 シール構造は、軌道台23の上面23aを覆う平板状の基部29eと、この基部の両縁に形成されて転動体転動面26より上方の軌道台の両側面23bに弾接される一対のリップ部29a,29aとを具えたアッパーシール体29を軌道台の上面と対向するスライダ22の内面36に装着して構成されている。アッパーシール体は、平板状の基部が上記隙間に挿入されて、リップ部が軌道台の長手方向の両側面に接触するようになっているため、上記隙間を殆ど変えることなく、直動転がり案内軸受に組込まれる。従って、直動転がり案内軸受の高さと移動体の肉厚とを変更する必要がなく、移動体の剛性の低下を防止することができ、且つ直動転がり案内軸受の互換性が失われるようなことがない。
請求項(抜粋):
両側面に転動体転動部を有する軌道台と、該軌道台上に移動可能に跨架されるとともに前記転動体転動部に対向する負荷転動体転動部を内面に有し且つ前記負荷転動体転動部を含む無限循環路が形成された移動体と、前記無限循環路を転動するとともに前記軌道台の転動体転動部と移動体の負荷転動体転動部とに挟まれて前記移動体を支承する多数の転動体とを具えた直動転がり案内軸受の前記移動体と軌道台上面との間のシール構造であって、前記軌道台の上面を覆う平板状の基部と、前記基部の両縁に形成されて前記転動体転動部より上方の前記軌道台の両側面に弾接される一対のリップ部とを具えたアッパーシールを前記軌道台の上面と対向する前記移動体の内面に装着したことを特徴とする、直動転がり案内軸受の移動体と軌道台上面との間のシール構造。
IPC (2件):
F16C 29/08 ,  F16C 29/06
FI (2件):
F16C 29/08 ,  F16C 29/06

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