特許
J-GLOBAL ID:200903092399999771

振動モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-209811
公開番号(公開出願番号):特開平5-038168
出願日: 1991年07月26日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 双方向への回転が可能であり、しかも構造が簡単で、回転出力を効率よく発生できる振動モータを提供すること。【構成】 ステータ部とロータ部とを有する振動モータである。前記ステータ部は、リング状の圧電素子42,44と、前記圧電素子の表面に積層配置されたリング形状の電極板46,48と、前記電極板及び圧電素子の両側を挟持するよう配置された第1のブロック体50および第2のブロック体52とを含む。前記電極板46は、前記圧電素子44の表面を前記ロータ部の回転方向に3分割するようリング状に配置された分割電極板46U,46V,46Wと、各分割電極板46U,46V,46Wの内周側に圧電素子44の孔部44aと係合するよう形成された位置ずれ防止用の係合部47とを含む。
請求項(抜粋):
ステータ部とロータ部とを有する振動モータにおいて、前記ステータ部は、振動を発生させるリング状の圧電素子と、前記圧電素子の表面に積層配置されたリング形状の電極板と、積層配置された前記電極板及び圧電素子の両側を挟持するよう配置された第1のブロック体および第2のブロック体と、を含み、前記電極板は、前記圧電素子の表面を前記ロータ部の回転方向に少なくとも3分割するようリング状に配置された分割電極板と、各分割電極板の内周側に、前記リング形状の圧電素子の孔部と係合するよう形成された位置ずれ防止用の係合部と、を含み、前記分割電極板を介して圧電素子の各電圧印加領域に印加する3相以上の交流電圧の相順を切り替えることにより、前記ブロック体のロータ接触面に順方向の回転の楕円振動および逆方向の回転の楕円振動を発生させ、このロータ接触面に接するロータ部を正転および逆転駆動することを特徴とする振動モータ。

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