特許
J-GLOBAL ID:200903092401306339

鋼材ダンパの取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-325833
公開番号(公開出願番号):特開平5-156840
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 中間部に開口を持つ、板状の鋼材ダンパの中間部への軸力と面外方向力の作用を回避し、鋼材ダンパに純粋にせん断力を負担させる。【構成】 両端に取付端11,11を持ち、その中間部12に取付端11に沿って開口1aが1方向に穿設され、その方向のせん断力に対して開口1a回りの中間部12が曲げ降伏してエネルギを吸収する、鋼板からなる板状の鋼材ダンパ1を、軸に沿って分割された柱Cの、対向する柱部材C1,C1の側面間に跨設して取付端11,11を各柱部材C1,C1に固定し、この取付端11,11間の高さ方向の相対変位時に、中間部12にせん断力を作用させる状態に取り付けたもので、縦方向に分割された柱Cの並列する柱部材C1,C1が水平力の作用時に、鋼材ダンパ1の面内と面外方向に同一の挙動を示し、常に対向する距離を維持したまま互いに軸方向に相対変形を生ずることにより鋼材ダンパ1に軸力や面外力を加えることなく、せん断力のみを作用させるものである。
請求項(抜粋):
両端に取付端を持ち、その中間部に取付端に沿って開口が1方向に穿設され、その方向のせん断力に対して開口回りの中間部が曲げ降伏してエネルギを吸収する、鋼板からなる板状の鋼材ダンパを、軸に沿って分割された柱の、対向する柱部材の側面間に跨設して取付端を各柱部材に固定し、この取付端間の高さ方向の相対変位時に、中間部にせん断力を作用させる状態に取り付けてあることを特徴とする鋼材ダンパの取付構造。
IPC (3件):
E04H 9/02 301 ,  F16F 7/12 ,  F16F 15/02

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