特許
J-GLOBAL ID:200903092402800035

距離測定装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛久 健司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-276222
公開番号(公開出願番号):特開平5-087913
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 比較的簡単な構成でかつ高い分解能で対象物までの距離を測定する。【構成】 クロック信号CK1またはCK2に同期してm系列発生器13から発生するm系列により変調されたレーザ光をレーザ・ダイオード15から対象物に向けて投射する。m系列をその1ビット幅(最小パルス幅)の範囲内でシフトさせることによりシフト信号FSA〜FSCを位相器31において生成する。対象物からの反射光をフォトダイオード21によって受光することにより得られる受光信号RSとシフト信号FSA〜FSCとの相関値SA〜SCを得る。中央の相関値SBがピークを示すようにクロック信号CK1,CK2の周波数を変え,そのときのクロック周波数に基づいて対象物までの距離を算出する。
請求項(抜粋):
クロック信号を発生するクロック信号発生手段,上記クロック信号が与えられることにより,このクロック信号に同期して符号系列を表わす信号を発生する符号系列発生手段,上記符号系列発生手段の出力信号が送信信号として与えられ,上記符号系列によって振幅変調された電磁波を送信する送信手段,上記送信電磁波の対象物からの反射波を受信し,受信した反射電磁波の振幅復調信号を受信信号として出力する受信手段,上記送信信号の位相を,上記符号系列の1ビット時間幅をシフト量1として1シフト量の範囲内で少なくとも3種類のシフト量シフトさせかつこれらのシフト量を上記クロック信号の周期の変化に比例して変化させて,少なくとも3種類のシフト信号を作成する位相シフト手段,1または複数符号系列長にわたって,上記受信信号と上記位相シフト手段から得られる各シフト信号との相関をそれぞれとる相関手段,シフト量が最小および最大のシフト信号を除く所定のシフト信号と受信信号とが同位相となるように,上記相関手段から得られる少なくとも3つの相関値に基づいて上記クロック信号発生手段の発生するクロック信号の周波数を変化させるクロック信号制御手段,ならびに上記所定のシフト信号と受信信号とが実質的に同位相となったときに,上記クロック信号の周波数に基づいて対象物までの距離を演算する演算手段,を備えた距離測定装置。
IPC (3件):
G01S 13/32 ,  G01S 17/08 ,  G01S 17/32

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