特許
J-GLOBAL ID:200903092403762080
動圧気体軸受装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-171996
公開番号(公開出願番号):特開2002-364637
出願日: 2001年06月07日
公開日(公表日): 2002年12月18日
要約:
【要約】【課題】 動圧気体軸受装置において、回転の安定性と信頼性を向上させることを目的とする。【解決手段】 ハブ3および軸2に、永久磁石6a、6b、6c、6dを設け、スラスト軸受板5と軸2のスラスト受面2d間のすきまと、スラスト軸受板5とスラストフランジ4間のすきまの総和を、永久磁石6a、6b、6c、6d間の軸方向のすきまの総和より小さく設定することにより、回転開始時におけるスラスト軸受板5とスラストフランジ4の接触による摩耗の発生と、スラスト方向の振動や衝撃の加担時における永久磁石どうしの接触による欠損や破壊を抑えられ、回転安定性と信頼性の向上を可能にする。
請求項(抜粋):
筒状の内周面を有する回転可能なハブと、外周面が前記ハブの内周面と対向するように挿入され、前記ハブを相対的に回転可能に支持する軸と、前記ハブの軸方向下部に配置され、前記軸の下端面を支持する略環状のスラスト軸受板と、前記軸と同軸で前記スラスト軸受板の下方へ伸びる突出軸部と、前記突出軸部に固定され、前記スラスト軸受板にその上面が対向するスラストフランジと、互いに対向する前記軸の外周面または前記ハブの内周面の少なくとも一方に設けられ、ラジアル方向に支持力を発生させる動圧発生溝と、前記スラスト軸受板と前記軸の下端の対向面の少なくとも一方、および前記スラスト軸受板と前記スラストフランジの対向面の少なくとも何れか一方に設けられ、スラスト方向に支持力を発生させる動圧発生溝と、前記突出軸部の下端部を固定するフレームと、前記ハブに前記軸と相対的な回転力を作用させるハブ回転駆動手段を有する動圧気体軸受装置であって、前記ハブおよび前記軸の軸方向上部に配置され、前記軸に対して平行な方向に前記ハブを支持する数組の永久磁石を有し、前記スラスト軸受板と前記軸の下端の対向面の間のすきまと、前記スラスト軸受板と前記スラストフランジの間のすきまの総和が、前記永久磁石の軸方向の磁石間のすきまの総和より小さいことを特徴とする動圧気体軸受装置。
IPC (3件):
F16C 17/10
, F16C 32/00
, F16C 32/04
FI (3件):
F16C 17/10 A
, F16C 32/00 C
, F16C 32/04 Z
Fターム (13件):
3J011AA02
, 3J011BA02
, 3J011BA08
, 3J011CA02
, 3J011KA02
, 3J011KA03
, 3J102AA01
, 3J102BA03
, 3J102CA03
, 3J102DA02
, 3J102DA07
, 3J102DA11
, 3J102GA03
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