特許
J-GLOBAL ID:200903092431070143

パーキングブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-022930
公開番号(公開出願番号):特開平10-217923
出願日: 1997年02月05日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ作動時に必要に応じて操作レバーのみを元の位置に戻すことができ、しかも車両上下方向に小型化する。【解決手段】 セクタプレート12の側方にワイヤ巻取部14の一部を構成する中間プレート44が軸支されており、更にその側方にレバー本体112の後部を構成するプレート状の側部112Aが軸支されている。そして、両者の間に板バネ128が弾性変形された状態で介在されている。従って、板バネ128等の保持手段をセクタプレート12の上方に配置する場合に比し、パーキングブレーキ装置10を車両上下方向に小型化することができる。
請求項(抜粋):
車体フロアにおける運転席用シートと助手席用シートとの間に立設状態で固定されるベース部材と、プレート状に形状されると共にベース部材に対して略平行となるように当該ベース部材に軸支され、所定方向へ回転することによりパーキングブレーキ作動用のワイヤを牽引するワイヤ牽引手段と、このワイヤ牽引手段が所定量以上前記所定方向へ回転した場合に当該ワイヤ牽引手段をその位置でロックするロック手段と、把持可能に形成されたロッド状のレバー前部及びプレート状に形成されたレバー後部を備え、当該レバー後部がワイヤ牽引手段に対して略平行となるようにベース部材に軸支された操作レバーと、この操作レバーのレバー前部側に設けられ、所定の解除操作によりロック手段によるワイヤ牽引手段のロック状態を解除する解除手段と、操作レバーのレバー後部とワイヤ牽引手段とを連結し、操作レバー及びワイヤ牽引手段が共に回転していないブレーキ非作動位置から操作レバーを前記所定方向へ回転させる場合には当該操作レバーのレバー後部とワイヤ牽引手段とを一体回転させ、ワイヤ牽引手段が前記所定方向へ所定量以上回転してブレーキ作動位置でロックされた状態で操作レバーに前記所定方向と反対方向への回転力が作用した場合には当該操作レバーのレバー後部をワイヤ牽引手段に対して相対回転させる連結手段と、操作レバーのレバー後部とワイヤ牽引手段との間に弾性変形した状態で介在されると共に弾性復元力による摩擦係合力を両者間に作用させ、操作レバーがワイヤ牽引手段と一体回転してワイヤ牽引手段がブレーキ作動位置でロック状態とされた場合には当該摩擦係合力によって操作レバーを当該ブレーキ作動位置に保持し、当該保持状態にある操作レバーに当該摩擦係合力を上回る前記所定方向と反対方向への回転力が付与された場合には保持状態を解除する保持手段と、を有することを特徴とするパーキングブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 7/10 ,  G05G 5/18
FI (3件):
B60T 7/10 L ,  B60T 7/10 M ,  G05G 5/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-053657
  • 特開平2-053657

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