特許
J-GLOBAL ID:200903092441647082
簡易測定装置およびこれを用いる測定方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-089031
公開番号(公開出願番号):特開平8-285849
出願日: 1995年04月14日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】独立した工程としてのB/F分離を必要とせず、1ステップの操作で迅速かつ簡便な測定が可能であり、しかも測定精度も高く安価で、使い捨ての測定装置として好適な簡易測定装置を提供する。【構成】試験検体導入用の貫通孔が形成されたスペーサおよび貫通孔の上流側の面を閉塞して配置される液体透過性膜を有する試験検体採取部と、その下流に配置される可溶性試薬を多孔質材に保持してなる試薬部と、その下流に配置される親和性物質を多孔質材に固定してなる反応域を少なくとも1つ有する判定部と、その下流に配置される、長尺な上流シートおよび下流シート、液体吸収性材料からなり前記両シートに挟持される長尺な吸収シートを有し、吸収シートにスリットを形成することにより、前記目的を達成する。
請求項(抜粋):
液性の試験検体中の分析対象物を測定するための測定装置であって、試験検体導入用の貫通孔が形成されたスペーサ、および前記貫通孔の上流側を覆って配置される液体透過性膜を有する試験検体採取部と、前記試験検体採取部の下流に前記貫通孔に対面して配置される、前記試験検体との接触により溶解遊離する可溶性試薬を多孔質材に保持してなる試薬部と、前記試薬部の下流に配置される、前記分析対象物あるいは可溶性試薬が結合できる親和性物質を多孔質材に固定してなる反応域を、少なくとも1つ有する判定部と、前記判定部の下流に配置される、液体非透過性材料からなる長尺な上流シートおよび下流シート、液体吸収性材料からなり前記両シートに挟持される長尺な吸収シートを有し、端部近傍が前記判定部に接触する吸収部とを有し、さらに、前記吸収部において、吸収シートには、前記判定部の下流に対応する貫通孔、この貫通孔の平面に連続してあるいは近接して一方向に延在するスリットが形成され、上流シートには、前記吸収シートの貫通孔に対応した貫通孔が形成され、前記下流シートは、少なくとも前記吸収シートの貫通孔に対応する部分が透明であることを特徴とする簡易測定装置。
IPC (2件):
G01N 33/543 521
, G01N 33/543 591
FI (2件):
G01N 33/543 521
, G01N 33/543 591
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