特許
J-GLOBAL ID:200903092444025678

エンジンのバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-071692
公開番号(公開出願番号):特開平6-280525
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 動弁の開閉タイミングないしはリフト量を変えることができる簡素でかつコンパクトな構造のエンジンのバルブタイミング制御装置を提供する。【構成】 夫々カムシャフト3の後端部と圧接係合して一体回転することができる第1,第2回転部材17,20が設けられている。ここで、第1回転部材17と第2回転部材20とは螺合部25で螺合し、これによって両回転部材17,20間に回転位相差が生じたときには、両回転部材17,20が前後方向に相対変位し、カムシャフト3が前後方向に移動する。そして、第1,第2ストッパ27,29で第1,第2回転部材17,20の回転を停止させるだけでカムシャフト3を前後方向に移動させてバルブタイミングを変えることができ、バルブタイミング制御装置7が簡素化される。
請求項(抜粋):
カムシャフト軸線方向に広がるテーパ状に形成され動弁側に係合するカム面を有するカムシャフトを、その軸線方向に移動させることによって動弁の開閉タイミングを変化させるようにしたエンジンのバルブタイミング制御装置であって、カムシャフト端面に圧接係合してカムシャフトと一体的に回転することができる第1回転部材と、カムシャフトに対してその軸線方向に相対変位可能な状態でカムシャフト端面に圧接係合してカムシャフトと一体的に回転することができ、かつカムシャフト軸線方向の移動が拘束される第2回転部材と、第1回転部材と第2回転部材とを螺合によって結合させ、両回転部材間に相対的な回転位相差が生じたときには両回転部材を互いにカムシャフト軸線方向に相対変位させる回転部材螺合手段と、両回転部材の回転を個別的にかつ自在に拘束することができる回転部材拘束手段と、回転部材拘束手段にいずれか一方の回転部材の回転を拘束させることによって両回転部材間に相対的な回転位相差を生じさせ、第1回転部材をカムシャフト軸線方向に移動させてカムシャフトをその軸線方向に移動させるカムシャフト移動手段とが設けられていることを特徴とするエンジンのバルブタイミング制御装置。
IPC (5件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 ,  F01L 1/12 ,  F02D 11/06 ,  F02D 13/02

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