特許
J-GLOBAL ID:200903092448662362

波形記録装置の波形表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-105478
公開番号(公開出願番号):特開平5-281264
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 入力波形を演算してその演算波形を表示画面に表示させる際、同表示画面の上限値と下限値をその演算波形の振幅に応じて自動的に設定するとともに、その演算波形を画面のほぼ中央部に展開させる。【構成】 CPUにて演算処理された波形データの中から最大値MAXと最小値MINとを検出して、その幅Wと中間値Cを求め、同幅Wをm×10n(m,nともに任意の整数)の系列で表される数値と比較して、その直近上位の値を修正幅CWとするとともに、上記中間値Cを{修正幅CW/10p}×q(p,qはともに任意の整数)の系列で表される数値と比較して、その直近上位もしくは直近下位の値を修正中間値CCとし、同修正中間値CC±修正幅CW/2をそれぞれ演算波形表示時における上限値ULおよび下限値LLとして、その画面上に波形データを表示する。
請求項(抜粋):
アナログ入力信号をA/D変換器にてディジタル信号に変換するとともに、中央演算処理部(CPU)で同ディジタル信号に所定の演算処理を施し、その演算処理されたデータを波形としてCRTなどの表示部に表示する波形記録装置の波形表示方法において、上記CPUにて演算処理された波形データの中から最大値MAXと最小値MINとを検出して、その幅Wと中間値Cを求め、同幅Wをm×10n(m,nともに任意の整数)の系列で表される数値と比較して、その直近上位の値を修正幅CWとするとともに、上記中間値Cを{修正幅CW/10p}×q(p,qはともに任意の整数)の系列で表される数値と比較して、その直近上位もしくは直近下位の値を修正中間値CCとし、同修正中間値CC±上記修正幅CW/2をそれぞれ演算波形表示時における上限値ULおよび下限値LLとして、その画面上に上記波形データを表示するようにしたことを特徴とする波形記録装置の波形表示方法。【請求項1】 上記最大値MAXと最小値MINのいずれかが上記修正中間値CC±上記修正幅CW/2の範囲外である場合には、上記修正幅CWを上位系列の数値に変更することを特徴とする請求項1に記載の波形記録装置の波形表示方法。

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