特許
J-GLOBAL ID:200903092451357147
有機性高分子物質含有廃液の処理方法及び処理装置
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (8件):
社本 一夫
, 小野 新次郎
, 栗田 忠彦
, 桜井 周矩
, 細川 伸哉
, 松山 美奈子
, 小磯 貴子
, 中村 充利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-252094
公開番号(公開出願番号):特開2007-117995
出願日: 2006年09月19日
公開日(公表日): 2007年05月17日
要約:
【解決課題】生物発電技術を利用する有機性高分子物質含有廃液の処理に際して、有機性高分子物質をより処理しやすい低分子化有機性物質に効率的に変換することができる処理方法及び装置を提供する。【解決手段】有機性高分子物質含有廃液1を原水貯留槽2に貯留しておき、送液ポンプを作動させて、有機性高分子物質含有廃液1を低分子化槽3に送液する。低分子化槽3には有機性高分子分解嫌気性微生物が存在しており、pH制御装置8によって制御されたpH条件下で有機性高分子分解嫌気性微生物が有機性高分子を単糖類、オリゴ糖、アミノ酸、及びペプチドに分解し、さらに揮発性有機酸まで分解して、低分子化被処理液が形成される。低分子化被処理液を送液ポンプによって生物発電装置5の嫌気性域5aに供給する。生物発電装置5内では、電極活性な微生物による酸化反応と酸素の還元反応とによって発電しながら、可溶化有機性物質が分解処理される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電極活性な微生物及びpH7における標準電極電位(E0’)が-0.13V〜-0.28Vの範囲内にある電子メディエータ固定化アノードを含む嫌気性域と、分子状酸素及びカソードを含む好気性域と、該嫌気性域及び該好気性域を画定する隔膜と、を具備する生物発電装置を利用して、有機性高分子物質含有廃液を処理する方法であって、
有機性高分子物質含有廃液中の有機性高分子物質を低分子化して、低分子化有機性物質を含む低分子化被処理液を形成する低分子化工程と、
該低分子化被処理液を該生物発電装置の該嫌気性域に供給し、該嫌気性域内での低分子化有機性物質を電子供与体とする電極活性な微生物の酸化反応と該好気性域内での酸素を電子受容体とする還元反応とを進行させて、該低分子化被処理液の汚濁負荷を低減させると共に発電を行う微生物処理・発電工程と、
を含む有機性高分子物質含有廃液の処理方法。
IPC (6件):
C02F 3/30
, C02F 1/00
, C02F 11/04
, C02F 11/02
, B09B 3/00
, H01M 8/16
FI (6件):
C02F3/30 A
, C02F1/00 P
, C02F11/04 Z
, C02F11/02
, B09B3/00 D
, H01M8/16
Fターム (22件):
4D004AA03
, 4D004AC04
, 4D004BA10
, 4D004CA18
, 4D004CA19
, 4D004CB01
, 4D004CB50
, 4D004CC07
, 4D040AA01
, 4D040AA31
, 4D040AA61
, 4D040AA62
, 4D040BB01
, 4D040BB51
, 4D040BB91
, 4D059AA00
, 4D059BA11
, 4D059BA26
, 4D059BA31
, 4D059BA60
, 4D059CA30
, 4D059CB30
引用特許:
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