特許
J-GLOBAL ID:200903092452694945
エラスチン水溶液の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-341565
公開番号(公開出願番号):特開平5-170921
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 ろ過するだけで容易に酵素とエラスチン水溶液を分離でき、酵素の混入のないエラスチン水溶液を容易にかつ安価に得る製造方法を提供すること。【構成】 アミノ基、カルボキシル基、もくしはその両方を有する、水不溶化された多糖類、脂肪族ポリマー、芳香族ポリマー、及び不溶性架橋剤で架橋させたゼラチン、コラーゲン、ポリアクリルアミンの中から選ばれた1つを担体とし、これに水溶性架橋剤を用いて、エラスチンを加水分解する酵素を反応させて固定化し、この固定化酵素を用いて緩衝溶液中で粉末状の精製エラスチンを加水分解した後、直ちにろ過して酵素をろ別する。【効果】 反応後に酵素を失活する必要がなく、固定化酵素をくり返し使用できる他、加水分解の程度を容易に調節することが出来る。
請求項(抜粋):
アミノ基、カルボキシル基、もしくはその両方を有する、架橋により水不溶性にされた多糖類、脂肪族ポリマー、芳香族ポリマー、及び、予め水溶性架橋剤で架橋させ水不溶性にされた、ゼラチン、コラーゲン、ポリアクリルアミンの中から選ばれた1つを担体とし、これらに水溶性カルボジイミド、グルタールアルデヒド、ホルムアルデヒド、および水溶性エポキシ系架橋剤から選ばれた1つの水溶性架橋剤を用いて、エラスチンを加水分解する酵素を反応させて固定化し、この固定化した酵素をpH=1及至8.8に調製した緩衝溶液に対して濃度1及至10wt%になる割合で加え、更にこの中に、粉末状にした精製エラスチンを緩衝溶液に対して濃度が1及至10wt%になる割合で加えて、穏やかに撹拌しながら25及至37°Cで3及至12時間インキュベートしてエラスチンを溶解し、その後、溶液をろ過することを特徴とする、エラスチン水溶液の製造方法。
IPC (4件):
C08H 1/00 NVD
, A61L 27/00
, A61L 33/00
, C12N 11/06
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