特許
J-GLOBAL ID:200903092454594930
楽音合成装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148318
公開番号(公開出願番号):特開平9-305177
出願日: 1996年05月18日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】各種自然楽器などの発音機構をシミュレーションして楽音波形を合成する物理モデル音源を用いた楽音合成装置において、初心者などであっても発音・演奏制御が容易に行なえるとともに、1ノート1ノートクレッシェンドするような演奏も発音遅れを生じることなく実現できるようにすることを目的とする。【解決手段】エンベロープ信号発生部により発生した励振エンベロープ信号を用いて物理モデル音源の駆動信号を生成するとともに、エンベロープ信号発生部により発生した振幅エンベロープ信号を用いて楽音信号に振幅エンベロープを付与するようにする。また、振幅エンベロープのトリガし直しを行なう場合でも、励振エンベロープはトリガし直しを行なわず、一定の駆動信号が物理モデル音源に入力して励起が持続するようにする。
請求項(抜粋):
励振エンベロープ信号を発生する励振エンベロープ信号発生手段と、前記励振エンベロープ信号に基づいて駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、前記駆動信号を用いて各種の楽音発音機構をシミュレートする演算処理を行なうことにより楽音信号を合成出力する物理モデル音源手段と、振幅エンベロープ信号を発生する振幅制御エンベロープ信号発生手段と、前記振幅エンベロープ信号を用いて前記物理モデル音源手段から出力された楽音信号に振幅エンベロープを付与して出力する手段と、ある音の発音中に次の音の発音指示を受け取ったとき、前記励振エンベロープ信号発生手段で発生する励振エンベロープ信号がその時点の信号レベル値から信号レベルが立ち上がるように制御するとともに、前記振幅制御エンベロープ信号発生手段で発生する振幅エンベロープ信号がその時点の信号レベル値から所定値まで信号レベルを落としたのち立ち上がるように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする楽音合成装置。
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