特許
J-GLOBAL ID:200903092456873976

電波伝搬推定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 英生 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-071765
公開番号(公開出願番号):特開2002-271275
出願日: 2001年03月14日
公開日(公表日): 2002年09月20日
要約:
【要約】【課題】 移動通信における伝搬損失の上限及び下限推定を高精度に行う。【解決手段】 演算処理装置2は、あらかじめ、ブレークポイント位置を識別し、それに基づいて等価路面高(道路上の遮蔽物の影響を表すパラメータ)を算出する。そして、アンテナ高が等価路面高よりも充分に大きい場合には等価路面高を含めて伝搬損失の上限及び下限を推定計算処理し、同程度以下となる場合にはブレークポイントが存在しないモデルに従って等価路面高を使用せずに上限及び下限の推定値を計算する。このとき、交通量、道路幅及びアンテナ高に応じて減衰係数パラメータを調節して推定処理を実行する。以上のアンテナ高と等価路面高との比較による場合分け処理と、道路幅及びアンテナ高に応じた減衰係数の調節処理とを導入することにより、道路上の遮蔽物の影響まで考慮した高精度な伝搬損失の上限及び下限の推定処理が可能となる。
請求項(抜粋):
基地局と移動局間の伝搬距離の変化に応じて変動する受信電界強度に関して、その上限値及び下限値を推定する方法であって、(1)あらかじめ受信電界強度が急激に変化するブレークポイントの位置を識別し、そのブレークポイント位置と基地局アンテナ高、移動局アンテナ高及び送信周波数に基づいて等価路面高を推定する工程と、(2)前記基地局アンテナ高及び前記移動局アンテナ高のうちの低い方のアンテナ高が前記等価路面高よりも充分に大きい場合には、前記ブレークポイント位置を基準としてプレークポイント以前の距離領域と以遠の距離領域とで異なる減衰係数に従って受信電界強度が変化するものとして受信電界強度の上限値と下限値を計算する工程と、(3)それ以外の場合には、前記ブレークポイントは存在せず1種類の減衰係数に従って受信電界強度が変化するものとして受信電界強度の上限値と下限値を計算する工程とを有することを特徴とする電波伝搬推定方法。
IPC (2件):
H04B 17/00 ,  H04B 7/26
FI (3件):
H04B 17/00 C ,  H04B 17/00 D ,  H04B 7/26 K
Fターム (15件):
5K042AA06 ,  5K042CA02 ,  5K042CA23 ,  5K042DA19 ,  5K042FA11 ,  5K067DD43 ,  5K067DD44 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067FF03 ,  5K067FF16 ,  5K067HH21 ,  5K067HH23 ,  5K067KK01 ,  5K067LL11

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