特許
J-GLOBAL ID:200903092462395873

PCBの分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-016157
公開番号(公開出願番号):特開平8-206250
出願日: 1995年02月02日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 PCBは人体に有害であるので使用を禁じられているが、これまでに生産されたPCBを分解して無害のものにする必要がある。しかし、PCB自体は安定した物質であり、なかなか分解が困難である。従来は、紫外線を照射したり、1200°C以上の高熱で処理することにより分解していた。これらの処理方法は高コストで、付加価値を生まないPCBの処理は進展しなかった。本発明は低コストでPCBを分解する方法を提供する。【構成】 メチレンクロライド等の塩素系有機溶剤と水を混合液として加熱することにより、塩素イオン(Cl- )を処理タンクTの内部に発生させて、該塩素イオン(Cl- )の強力な酸化作用によりPCBの鎖を切断して、酸化又は還元して、単位アルコール状として分解するものである。
請求項(抜粋):
塩素系有機溶剤と水を混合し、該混合液を加熱し、該塩素系有機溶剤の蒸気と水蒸気を発生させ、該塩素系有機溶剤の蒸気と水蒸気を、PCBを封入した処理タンク内に充填し、PCBを分解することを特徴とするPCBの分解方法。
IPC (2件):
A62D 3/00 ZAB ,  B09B 3/00

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