特許
J-GLOBAL ID:200903092463375205

空冷装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-306706
公開番号(公開出願番号):特開平11-145659
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 低消費電力、低騒音、省スペースを実現する。【解決手段】 圧電素子4に周期的に電圧を印加すると圧電素子4は湾曲して振動し、圧電素子4を覆っているゴムシート6は筐体8の内側方向への膨出および逆方向への縮退を繰り返す。ゴムシート6が膨出したときは、空気が第2の弁46を通じ圧電素子4側に流入することはなく、そしてゴムシート6の膨出分だけ筐体8内の空間部分の容積が縮小し、筐体8内の高温の空気が通気口を通じて筐体8の外に排出される。このとき第1の弁42を通じ筐体8外の低温の空気がゴムシート6の内側流入する。逆に、ゴムシート6が縮退するときは、空気は第1の弁42を通じ筐体8外に流出できず、ゴムシート6の内側の低温の空気は第2の弁46を通じて筐体8の空間部分に流入する。
請求項(抜粋):
通気口を備えた冷却対象の装置に装着され、前記装置内の空気の排出および装置内への空気の吸引を行うことによって前記装置を冷却する空冷装置であって、電気エネルギを供給することで、湾曲して振動する板状の変形部材を、冷却対象装置の筐体の内面に近接し板面を前記内面に対して略平行にして変形可能な状態で配設し、柔軟性を有するシート部材を前記変形部材にほぼ密着させて前記シート部材により前記変形部材を覆い、前記シート部材の周辺部全体を前記筐体の前記内面にほぼ隙間なく固定し、前記シート部材により前記変形部材と共に覆われた前記筐体の箇所に第1の開口を形成して、前記第1の開口を通じて前記筐体内の空気が流出することを阻止する一方前記筐体内に空気が流入することは可能とする第1の弁を前記第1の開口の箇所に取り付け、前記シート部材に第2の開口を形成して、前記第2の開口を通じて前記変形部材側に空気が流入することを阻止する一方前記変形部材側から空気が流出することは可能とする第2の弁を前記第2の開口の箇所に取り付けた、ことを特徴とする空冷装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-234594

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