特許
J-GLOBAL ID:200903092464404276
杭の健全性評価方法及び光ファイバーを埋設した既製杭
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 正次 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-191594
公開番号(公開出願番号):特開2002-004272
出願日: 2000年06月26日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】建造物構築後に、フーチング22を破壊せずに、埋設した既製杭の健全性を計測評価でき、基礎杭が健全であると評価された場合に、埋め戻しの作業だけで現状復帰できる。【解決手段】全長に亘り光ファイバー10が埋設された既製杭17を沈設し、上方に突出した光ファイバー10aに鋼管21を被せ、フーチング22及び上部構造物を構築する。フーチング22の上面23に、光ファイバーの端縁11が臨む測定口28を形成する。既製杭17の健全性を調査する際、地盤をフーチング22の上面23まで掘り下げて、測定口28から計測する(a)。光ファイバーの端縁11を柱の側面25又は地下スラブ26に配置して測定口28とすることもできる(b)。既製杭17は、単杭を端板1、2で接合して構築し、光ファイバー10は端板1、2(既製杭の肉厚)内のコネクター14、15で連結される。
請求項(抜粋):
建造物の杭を構築する際に、予め杭の少なくとも上部に、光ファイバーを埋設し、該光ファイバーの一端又は両端を地上に露出させて測定口を形成し、前記光ファイバーは、前記杭に有害なひび割れ又は破壊が生じた際に、前記有害なひび割れ又は破壊に対応して破断するように形成し、建造物構築後に、前記測定口で、前記光ファイバーの一端又は両端から信号を発信し、一端又は他端で、受信する信号の到達時間及び波形歪み内容を測定することにより、有害なひび割れ又は破壊の有無を把握することを特徴とする杭の健全性評価方法。
IPC (2件):
FI (2件):
E02D 5/30 Z
, E02D 5/58 Z
Fターム (5件):
2D041AA02
, 2D041BA44
, 2D041DB06
, 2D041DB07
, 2D041DB12
引用特許:
前のページに戻る