特許
J-GLOBAL ID:200903092468841379
スピーカアレイ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山川 政樹
, 山川 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-165836
公開番号(公開出願番号):特開2006-340303
出願日: 2005年06月06日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
【課題】設置場所の自由度を高くし、音声の指向性設定をユーザが容易に行えるようにする。【解決手段】聴取位置にマイクロフォン2を設置し、スピーカアレイ10から測定信号に応じた試験音声ビームを放射させ、試験音声ビームの水平掃引を行い、マイクロフォン2で集音する。ビーム角度検出部5は、レベル測定部4に記憶された測定データを基にマルチチャンネルの音声の水平放射角度を求める。制御部6は、各音声の水平指向性を決定し、ビーム制御部8に対して水平指向性の設定を行う。設定した水平指向性で試験音声ビームを放射して垂直掃引することをチャンネル毎に順次行って、音声の垂直放射角度をチャンネル毎に求める。制御部6は、各音声の垂直指向性を決定し、ビーム制御部8に対して垂直指向性の設定を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
マトリクス状又はライン状に配置した複数のスピーカユニットからなるスピーカアレイと、
通常の聴取時に、外部から入力されたマルチチャンネルの音声信号の各々に遅延時間を付加して、これらマルチチャンネルの音声信号に応じた音声がそれぞれ別々の指向性で放射されるように前記スピーカアレイを駆動する指向性制御手段と、
この指向性制御手段の設定時に、前記スピーカアレイから測定信号に応じた試験音声ビームを放射させると共に、この試験音声ビームの水平放射角度を漸次変更する水平掃引を行う第1の音声ビーム掃引手段と、
前記スピーカアレイが設置された部屋の聴取位置に設置され、前記試験音声ビームの直接音及び反射音を集音するマイクロフォンと、
前記水平掃引時に前記マイクロフォンが集音した音声の信号レベルと前記試験音声ビームの水平放射角度との関係を測定データとして記憶する第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された測定データの信号ピークとこの信号ピークが得られたときの試験音声ビームの水平放射角度から、前記マルチチャンネルの音声を出力すべき水平放射角度をチャンネル毎に求める第1の角度検出手段と、
この第1の角度検出手段が求めた水平放射角度から前記マルチチャンネルの音声の水平指向性をチャンネル毎に決定する第1の設定手段と、
前記スピーカアレイから測定信号に応じた試験音声ビームを前記決定された水平指向性でチャンネル毎に順次放射させると共に、この試験音声ビームの垂直放射角度を漸次変更する垂直掃引をチャンネル毎に順次行う第2の音声ビーム掃引手段と、
前記垂直掃引時に前記マイクロフォンが集音した音声の信号レベルと前記試験音声ビームの垂直放射角度との関係を測定データとしてチャンネル毎に記憶する第2の記憶手段と、
前記第2の記憶手段に記憶された測定データの信号ピークとこの信号ピークが得られたときの試験音声ビームの垂直放射角度から、前記マルチチャンネルの音声を出力すべき垂直放射角度をチャンネル毎に求める第2の角度検出手段と、
この第2の角度検出手段が求めた垂直放射角度から前記マルチチャンネルの音声の垂直指向性をチャンネル毎に決定して、この垂直指向性及び前記水平指向性に対応する前記遅延時間を前記指向性制御手段にチャンネル毎に設定する第2の設定手段とを有することを特徴とするスピーカアレイ装置。
IPC (4件):
H04S 5/02
, H04R 1/40
, H04R 3/00
, H04R 5/02
FI (5件):
H04S5/02 G
, H04S5/02 B
, H04R1/40 310
, H04R3/00 310
, H04R5/02 H
Fターム (4件):
5D018AF22
, 5D020AC01
, 5D062BB03
, 5D062CC16
引用特許:
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