特許
J-GLOBAL ID:200903092471225379

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063237
公開番号(公開出願番号):特開平10-253276
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 車両のラジエータ用コア部3と凝縮器用コア部2のように2つの熱交換コア部を一体化するとともに、一体成形した共通のコルゲートフィン22、32を用いる熱交換器において、各コア部ごとの必要性能を簡単に設定する。【解決手段】 凝縮器用コア部2におけるコルゲートフィン22の空気流れ方向のフィン幅LC とルーバ220の枚数Nc との比(Nc /LC )と、ラジエータ用コア部3におけるコルゲートフィン32の空気流れ方向のフィン幅Lr とルーバ320の枚数Nr との比(Nr /Lr )を、第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部が小となり、必要放熱量の大きい方のコア部が大となるように設定する。これによると、必要放熱量の小さい方のコア部では、フィン幅に対するルーバ枚数が小となり、熱伝達率が減少するが、ルーバ枚数の減少により圧損が減少するので、空気流体の流量が増加する。この結果、必要放熱量の大きい方のコア部では空気流体の流量増加により放熱量を増加できる。
請求項(抜粋):
第1流体と外部流体との間で熱交換を行う第1コア部(2)と、第2流体と外部流体との間で熱交換を行う第2コア部(3)とを備え、前記両コア部(2、3)を前記外部流体の流れ方向に所定間隙(46)を介して直列に配列し、前記第1コア部(2)を、並列配置され前記第1流体が流通する多数の偏平チューブ(21)と、この偏平チューブ(21)相互の間に配置されたコルゲートフィン(22)とにより構成し、前記第2コア部(3)を、並列配置され前記第2流体が流通する多数の偏平チューブ(31)と、この偏平チューブ(31)相互の間に配置されたコルゲートフィン(32)とにより構成し、前記両コルゲートフィン(22、32)は、結合部(45)を介して一体に成形されており、前記両コルゲートフィン(22、32)にはそれぞれルーバ(220、320)が備えられており、さらに、前記第1コア部(2)におけるコルゲートフィン(22)の外部流体流れ方向のフィン幅(LC )と前記ルーバ(220)の枚数(Nc )との比(Nc /LC )と、前記第2コア部(3)におけるコルゲートフィン(32)の外部流体流れ方向のフィン幅(Lr )と前記ルーバ(320)の枚数(Nr )との比(Nr /Lr)を、前記第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部が小となり、必要放熱量の大きい方のコア部が大となるように設定したことを特徴とする熱交換器。
IPC (4件):
F28F 1/30 ,  B60H 1/32 613 ,  F01P 3/18 ,  F28F 9/26
FI (6件):
F28F 1/30 D ,  B60H 1/32 613 E ,  F01P 3/18 A ,  F01P 3/18 G ,  F01P 3/18 V ,  F28F 9/26
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-324408   出願人:株式会社ゼクセル
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-013391   出願人:日本電装株式会社
審査官引用 (2件)
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-324408   出願人:株式会社ゼクセル
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-013391   出願人:日本電装株式会社

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