特許
J-GLOBAL ID:200903092478004190

電荷を含む液体の流量測定用回路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-075265
公開番号(公開出願番号):特開平7-091993
出願日: 1991年04月08日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】[目的] 測定機構において、管要素内を液体が完全に満たしていない時に生じる不均衡な電圧の状態を、適切なタイミング・シーケンスにより検知し、流量率に比例する出力信号を修正プロセスを用いて供給する。[構成] 管要素1内を液体が満たしている時、測定機構は通常の磁気誘電性流量計と同様に作動する。管要素1内の液体レベルが下降すると、管要素1の下半部に設置した電極3a′,3b′、および必要であれば更に別の電極を専用に或いは追加して用いて測定値を記録する。更に、液体レベルが特定の限界値以下に低下した時、液体が部分的に満たされた管要素1用に特別に最適化された電磁石15a,15bを通常の電磁石2a,2bに替えて作動させ、改善された記録測定値を得る。
請求項(抜粋):
液体の通過する管要素(1)が少なくともその内側を電気絶縁材で構成されると共に、該管要素(1)に対して実質的に直径方向に液体流を通過する磁界を作り出すべく、少なくとも1個は電磁石である、少なくとも2個の磁石(2a,2b)と、前記液体内の電荷移動に影響され、中心をつなぐ線(X)が管要素(1)に対して実質的に斜め方向に且つ前記磁石(2a,2b)の中心をつなぐ線(Y)に対し実質的に直交して液体流を通過する2個の電極(3a,3b)とを備え、所定のタイミング・シーケンスに従って一方で前記磁石(2a,2b)用の極性変更・遮断スイッチ(4,5)を制御すると共に他方で前記電極(3a,3b)から得られた測定電圧をメモリ(8,9,10)に送るフィルタ(7)を制御するタイミング発生器(11)が設けられ、前記メモリ(8,9,10)が前記磁石(2a,2b)の一方の異なる切換態様に対応すると共にそれらの出力が、蓄積信号を経験的パラメータを用いて処理して出力信号を出力する修正回路(12)に接続されてなる、電荷を含む液体の流量測定用回路構造において、前記電極(3a,3b)の下方に少なくとも2個の第2の電極(3a′,3b′)が配設され、該第2の電極(3a′,3b′)は液体内の電荷移動に影響されると共にそれらの中心をつなぐ線(X′)は管要素(1)に対して実質的に斜め方向に且つ前記磁石(2a,2b)間の中心接続線(Y)に対し実質的に直交して液体流を通過し、前記タイミング発生器(11)は前記第2の電極(3a′,3b′)から得られた測定電圧を第2のメモリ(8′,9′,10′)に送る第2のフィルタ(7′)を更に制御し、前記第2のメモリ(8′,9′,10′)は前記磁石(2a,2b)の一方の異なる切換態様に対応すると共にそれらの出力は、それら第2のメモリ(8′,9′,10′)に蓄積された信号によっても経験的パラメータを用いて前記修正回路(12)から出力信号を発生させるべく該修正回路(12)に接続されていることを特徴とする、電荷を含む液体の流量測定用回路構造。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-091250
  • 特開昭60-124250
  • 特開平2-226155

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