特許
J-GLOBAL ID:200903092485965979

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-232310
公開番号(公開出願番号):特開平9-082348
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【目的】電池面内の電流分布に対応したガス流分布とすることで高性能でかつ経時特性が安定な信頼性の高い燃料電池を提供することを目的とする。また電池面内の局部的な性能を評価し、電池の劣化状態がより詳細に診断できる燃料電池を提供することを目的とする。【構成】反応ガスの通路を電池面内で複数個に分割し、出入口のガス濃度を計測するガス濃度計8,ガス濃度差から電流値を演算,判別する判別器9及び流量調整弁6を制御する制御器10を備え、電流分布に対応したガス供給を可能とする構成とする。【効果】高性能で、かつ経時特性が安定な信頼性の高い燃料電池を提供できる効果がある。電池面内の特定の部分の性能を測定できるので、定期点検時など経時的に部分的な性能を検査することにより、電池の劣化状態がより詳細に診断できる。
請求項(抜粋):
アノード電極,カソード電極の間にマトリックスを挟持し、該アノード電極,カソード電極がマトリックスに接する面と反対側面にアノード或いはカソードガス流路を有する各々のセパレータを配し、該セパレータには外部から反応ガスが供給される各々の入口マニホールド、及び排ガスを外部に排出する各々の出口マニホールドを備えた燃料電池において、前記セパレータはガス流れと実質平行に複数個に分割された流路を有し、該分割された流路に対応した前記入口及び出口マニホールドを有し、各々の前記入口マニホールドの上流にはガス流量調節弁及びガス流量計が備えられ、且つ前記セパレータの分割された流路の上流に少なくとも一つ、下流には分割された流路に対応してガス濃度計を備え、該上流及び下流のガス濃度計の測定値から前記分割された流路ごとの反応ガスの変動量を算出し、該変動量と前記ガス流量との比についての前記分割された流路ごとの格差を低減するように前記ガス流量調節弁を制御する判別器を有することを特徴とする燃料電池。
FI (2件):
H01M 8/04 J ,  H01M 8/04 Z

前のページに戻る