特許
J-GLOBAL ID:200903092488708020

高い1級末端OH比率を有するポリカーボネートジオール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武井 英夫 (外3名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001004373
公開番号(公開出願番号):WO2001-090213
出願日: 2001年05月24日
公開日(公表日): 2001年11月29日
要約:
【要約】本発明は、1,5-ペンタンジオール単位と1,6-ヘキサンジオール単位からなる群から選ばれる少なくとも1種の単位を50〜100モル%含み、特定の1級末端OH比率を有するポリカーボネートジオールと当該ポリカーボネートジオールをポリイソシアネートと重合して得られる熱可塑性ポリウレタンに関する。
請求項(抜粋):
下記式(1): (但し、式中Rは炭素数2〜10の二価の脂肪族または脂環族炭化水素を表す)で独立的に表わされる繰り返し単位と末端ヒドロキシル基からなるポリカーボネートジオールであって、 式(1)の繰り返し単位の50〜100モル%は下記式(2): (但し、式中nは5または6である)で独立的に表わされ、そして nが5である式(2)の繰り返し単位の量が、式(1)の繰り返し単位の合計に対して50〜100モル%である場合には、該ポリカーボネートジオールの1級末端OH比率が97%以上であり、そして nが5である式(2)の繰り返し単位の量が、式(1)の繰り返し単位の合計に対して0モル%〜50モル%未満である場合には、該ポリカーボネートジオールの1級末端OH比率が99%以上であることを特徴とし、 該1級末端OH比率は、両末端が1級ヒドロキシル基であるジオールの、ジオールを含むアルコールの合計に対する重量%として定義され、ジオールを含む該アルコールは、該ポリカーボネートジオールの末端部分のジオールセグメントに対応していて、該アルコールは、該ポリカーボネートジオールを0.4kPa以下の圧力下、攪拌しながら160°C〜200°Cの温度で加熱することにより留分として得られるものである、ポリカーボネートジオール。
IPC (2件):
C08G 64/02 ,  C08G 18/44
FI (2件):
C08G 64/02 ,  C08G 18/44 Z

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