特許
J-GLOBAL ID:200903092490480568

共振型スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148177
公開番号(公開出願番号):特開平9-308243
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 LC直列共振型DC-DCコンバータの制御範囲を拡大する。【解決手段】 直流電源の一端と他端との間に第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 の直列回路を接続する。第2のスイッチQ2 に並列にトランス1次巻線N1 と共振用インダクタンス素子Lr とコンデンサCr の直列共振回路を接続する。電流検出器11で共振電流を検出する。共振電流と制御パルスとの位相関係によって制御範囲の正常、異常を判断する制御範囲外れ状態が検出されたら、第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 のオン・オフ周波数を正常制御範囲に戻す。制御範囲内でのみ動作させることが不要になるので、制御範囲の余裕を必要以上に設けることが不要になる。
請求項(抜粋):
直流電源の一端と他端との間に接続され且つ制御端子をそれぞれ有している第1及び第2のスイッチの直列回路と、インダクタンスを有するトランスの1次巻線と共振用コンデンサとの直列回路又は1次巻線とインダクタンス素子と共振用コンデンサとの直列回路であって、前記第2のスイッチに対して並列に接続されたLC直列共振回路と、前記トランスの2次巻線に接続された出力回路と、前記第2のスイッチに並列に接続された部分共振用コンデンサ又は浮遊容量、又は前記第1及び第2のスイッチにそれぞれ並列に接続された第1及び第2の部分共振用コンデンサ又は浮遊容量と、前記第1及び第2のスイッチをデッド・タイムを有して交互にオン状態にするための第1及び第2の制御信号を前記第1及び第2のスイッチの制御端子に供給するものであって、前記第1及び第2のスイッチのオン・オフ繰返し周波数と前記トランスを介して前記出力回路に供給する電力との関係を示す特性曲線において前記電力がピークとなる共振周波数よりも高い側の周波数領域と低い側の周波数領域とのいずれか一方を正常制御範囲として前記第1及び第2のスイッチのオン・オフ繰返し周波数を制御して前記出力回路の出力電圧を調整する制御回路とを有する共振型スイッチング電源装置において、前記LC直列共振回路又は前記第1のスイッチ又は前記第2のスイッチの電流を検出する電流検出手段と、前記第1及び第2の制御信号の少なくとも一方と前記電流検出手段の出力とに基づいて、前記第1及び第2のスイッチのオン・オフ繰返し周波数が前記正常制御範囲から外れていることを検出する制御範囲外れ検出手段と、前記制御範囲外れ検出手段から前記オン・オフ繰返し周波数が前記正常制御範囲から外れていることを示す信号が得られた時に、前記オン・オフ繰返し周波数を前記正常制御範囲に戻すための周波数制御手段とが設けられていることを特徴とする共振型スイッチング電源装置。
IPC (3件):
H02M 3/28 ,  H02M 3/335 ,  H03K 3/30
FI (3件):
H02M 3/28 Q ,  H02M 3/335 F ,  H03K 3/30 A

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