特許
J-GLOBAL ID:200903092491674056

眼科レンズ用型の処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-344804
公開番号(公開出願番号):特開平6-238682
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、眼科レンズを、これが収められている型から、人手を介することなくレンズ周囲のはみ出し屑を伴わずに取り出す方法および装置を提供することを目的とする。【構成】 本発明の方法および装置においては、モノマーを型に充填して重合させる前に、一方の型片の片側表面の少なくとも一部に加速電子を照射する。コロナ放電を発生する電極によってイオン化された酸素が発生すると、この酸素に曝された型片にはポリマーがよく接着する。好ましい態様においては、雄の凸型の型片の周りのフランジをコロナ放電処理する。こうすると、レンズを成形した後、両型片を引き離したとき、レンズを成形する空隙の周りに溜った過剰のポリマー材料(はみ出し屑)は雄の凸型型片のフランジに接着し、レンズは、はみ出し屑とは別に、雌の凹型の型片とともに取り外すことができる。
請求項(抜粋):
雌の凹型の型片と雄の凸型の型片の少なくとも二つの型片からなり、両型片を合わせたときに両型片の間に空隙が形成される型からの型取りと重合により形成される眼科レンズを、前記型の空隙からはみ出た、レンズを取り囲む過剰の材料から分離する方法であって、前記一つの型片の表面の少なくとも一部の表面エネルギーを増加させる工程と、前記雌の凹型の型片をモノマーで充填する工程と、前記雄の凸型の型片を、モノマーを充填した雌の凹型の型片と合わせて型の空隙から過剰のモノマーを押し出し、電子を加速衝突させた型片部分と接触させる工程と、前記モノマーを重合させる工程と、前記型片を分離する工程を含む方法。
IPC (5件):
B29C 39/26 ,  B29C 39/02 ,  B29C 39/22 ,  B29C 39/36 ,  B29L 11:00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-226716
  • 特開平1-084219
  • 特表平1-500256
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