特許
J-GLOBAL ID:200903092492437546

ブレーキ冷却構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-153707
公開番号(公開出願番号):特開平8-020318
出願日: 1994年07月05日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】ディスクブレーキ装置のロータを、効率的に冷却できるようにする。【構成】アクスルハウジング1Aに、ブレーキロータ6のホイールハウス5側を向く面を僅かな隙間を隔てて覆うように、薄い円板からなるバッフルプレート8を同軸に固定する。バッフルプレート8は、その外周部8aがリム4Bに近接した位置にまで達していて、ここに周方向に連続し且つ全周同じ幅の隙間からなるエアシール部9を形成する。また、バッフルプレート8のアクスルハウジング1Aに近接した部分には、ブレーキロータ6の円板部6Bの内周面よりも内側位置で開口するように、実質的に周方向に連続し且つ全周同じ幅の隙間からなる冷却風導入口10を形成する。そして、冷却風導入口10の開口面積を、エアシール部9の開口面積よりも大きくする。
請求項(抜粋):
車輪と一体に回転するブレーキロータと、このブレーキロータの車幅方向内側を覆うように配置されたバッフルプレートと、を有する車両のブレーキ冷却構造であって、前記バッフルプレート外周部とロードホーイルとの間に、そのバッフルプレートよりも車幅方向内側の空間から車幅方向外側の空間への空気の移動を規制する空気流規制手段を形成するとともに、前記ブレーキロータの径方向内側部分が存在する空間に連通する冷却風導入口を、前記バッフルプレートに開口し、そして、前記ブレーキロータの径方向外側部分が存在する空間と負圧部とを連通させる冷却風排出手段を設けたことを特徴とするブレーキ冷却構造。

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