特許
J-GLOBAL ID:200903092499280588

フツ素含有水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-253500
公開番号(公開出願番号):特開平5-092187
出願日: 1991年10月01日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 低濃度フッ素含有水及び高濃度フッ素含有水が排出される系において、各々のフッ素含有水を効率的に処理する。【構成】 低濃度フッ素含有水と高濃度フッ素含有水を分別処理する。低濃度フッ素含有水は吸着塔1にてフッ素吸着処理する。高濃度フッ素含有水は、吸着塔1の再生廃液と混合してカルシウム化合物(配管21、22)を添加し、凝集(反応槽2、4)、固液分離(沈殿槽3、5)処理する。【効果】 低濃度フッ素含有水と高濃度フッ素含有水を混合することなく、各々分別処理し、各フッ素含有水に応じて、それぞれ最適な処理を行なえる。低濃度フッ素含有水の吸着処理により容易に高純度処理水が得られる。高濃度フッ素含有水及び再生廃液の凝集、固液分離処理により、効率的な処理を行なって、高濃度フッ素含有汚泥が得られる。しかも、吸着塔の再生廃液も同時に処理することができ、工業的に極めて有利である。
請求項(抜粋):
フッ素含有水をカルシウム化合物とフッ素吸着樹脂とを用いて処理するフッ素含有水の処理方法において、フッ素含有水を低濃度フッ素含有水と高濃度フッ素含有水に分別する工程、低濃度フッ素含有水をフッ素吸着樹脂と接触させる工程、フッ素吸着樹脂を再生処理する工程、及び高濃度フッ素含有水に前記フッ素吸着樹脂の再生廃液を添加した後、カルシウム化合物を加えて凝集処理し、次いで固液分離する工程、を備えることを特徴とするフッ素含有水の処理方法。
IPC (5件):
C02F 1/42 CDG ,  C02F 1/28 ,  C02F 1/58 CDG ,  C02F 9/00 ,  C02F 1/52
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭54-121561
  • 特公昭62-001797
審査官引用 (2件)
  • 特公昭62-001797
  • 特開昭54-121561

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