特許
J-GLOBAL ID:200903092507575355

画像処理装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 研二 (外3名) ,  吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-319051
公開番号(公開出願番号):特開平5-242247
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 動的計画法を用い高速で誤りのない輪郭抽出を行う。【構成】 画像入力手段1から入力された画像についてガウシアンフィルタリング演算手段4においてフィルタリング処理を行うが、このときのガウシアンフィルタのぼかしの程度を示す変数σを複数段階変換させる。そして、このようにして得られたフィルタリング後の画像データについて最適解算出手段5において動的計画法による最適解を得るが、このとき動的計画法における処理対象となるデータの移動範囲(画素データサンプリングの間隔)を上述のσに対応させたものとする。そして、σを大きいものから順次小さいものに変更することにより、粗い輪郭抽出から細い輪郭抽出に段階的に移行することができ、高速で正確な輪郭抽出を行うことができる。
請求項(抜粋):
複数の画素データから構成される画像データを処理対象となる画素データをその画素の周辺の画素データを考慮して処理すると共に、この周辺画素データの考慮の程度が変更可能であるガウシアンフィルタと、このガウシアンフィルタにより処理された画像データの中から処理対象となる各輪郭候補画素(輪郭モデル)についてその周辺の所定数の画素データを所定間隔でサンプリングし、このサンプリングしたデータの内容を所定の評価関数により評価し、動的計画法により輪郭モデルをサンプリングした画素の中の最適点に移動することを繰り返して最適解を得、画像中の物体の輪郭を抽出すると共に、上記画素データサンプリングの間隔が変更可能である最適解算出手段と、上記ガウシアンフィルタの周辺画素データ考慮の程度を変更すると共に、上記輪郭抽出手段におけるデータサンプリングの間隔を上記周辺画素データ考慮の程度に対応して変更する制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
G06F 15/70 335 ,  G06F 15/36

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