特許
J-GLOBAL ID:200903092509016868

温度補償機能付ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-227074
公開番号(公開出願番号):特開平5-066167
出願日: 1991年09月06日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 温度による周波数変化を自動的に補償し、かつ安価な構成のガスセンサを提供する。【構成】 水晶発振器1の表面にはガス吸着膜7が形成され、水晶発振器2にはガス吸着膜7と同じ質量でガスを吸着しない疑似膜8が形成されている。周囲にガスが現われると、水晶発振器1の周波数のみが変化し、低くなる。水晶発振器1と2の出力信号は加算回路3で加算されるが、周囲にガスが現われると、両出力信号の差の周波数に等しい周波数のビートが現われる。加算回路3の出力信号であるビート信号はAM復調回路4でその上半分の包絡線が抽出され、周波数/電圧変換回路5に入力する。周波数/電圧変換回路5は入力周波数に比例した電圧を出力する。この電圧はペンレコーダ6により記録される。
請求項(抜粋):
発振器表面にガスを吸着させ、発振器の周波数変化によりガスの存在を検出するガスセンサにおいて、該発振器と概ね等しい周波数を有しガスが吸着しない構造となっている発振器と、両発振器の出力信号のビート周波数を測定する手段とを有することを特徴とする温度補償機能付ガスセンサ。

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