特許
J-GLOBAL ID:200903092513535314
折り畳み式機器のカバーを広角度開閉保持可能としたヒンジ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139255
公開番号(公開出願番号):特開平10-317779
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 携帯電話等折畳み式機器のカバーを機器本体に閉成状態で保持でき、これを所要開成角度まで開成して保持可能なヒンジ装置につき、180 ゚を越える広角度までの開成保持機能を発揮可能とする。【解決手段】 機器本体に設けた固定ディスク4の固定突き合わせ端面4bにおける一直径線上の異径位置に設けた第1係嵌凹所対6a、6bには、カバーと共転する可動ディスク5の一直径線上の異径位置に設けた係嵌凸部対8a、8bを、発条力により係嵌してカバーの閉成を保持する。カバーの開動により発条に抗して固定ディスク4を軸方向へ移動させ、可動ディスク5の係嵌凸部対8a、8bを広角な開成角度α ゚(225 ゚)だけ回動して、固定突き合わせ端面4bにおける他直径線上の異径位置に設けた第2係嵌凹所対6c、6dへ係嵌を切り替え、カバーの開成状態を保持する。
請求項(抜粋):
機器本体に固設の本体ヒンジ筒と、その本体当接端周縁と摺接自在なカバー当接端周縁を有してカバーに固設されたカバーヒンジ筒とを備え、上記の本体ヒンジ筒には回転止め状態で固定ディスクを、カバーヒンジ筒には回転止め状態で可動ディスクを夫々内嵌し、固定ディスクの固定突き合せ端面と可動ディスクの可動突き合せ端面の何れか一方に、係嵌凹所を所定の周角度位置にあって複数個設け、他方には上記係嵌凹所に対して、発条による弾力により係合する複数の係嵌凸部を設け、前記カバーの閉時と開時に上記係嵌凸部の係嵌凹所への係嵌を、他の係嵌凹所へ切り替えるようにしたヒンジ装置において、上記各複数の係嵌凹部と係嵌凸部とが、固定突き合せ端面か可動突き合せ端面に、その回転軸心から相互に異径である所要周角度位置にあって設定されていることを特徴とする折り畳み式機器のカバーを広角度開閉保持可能としたヒンジ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
E05D 11/10
, E05D 11/08 A
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