特許

J-GLOBAL ID：200903092516122576

低品位スクラップ高配合型軟質冷延鋼板およびその製造方法

発明者： 小野 守章 ,  大沢 紘一
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 潮谷 奈津夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-124258
公開番号（公開出願番号）：特開平7-310142
出願日： 1994年05月13日
公開日（公表日）： 1995年11月28日
要約：

【要約】【目的】 鉄源として、低品位の市中スクラップを10%以上高配合しても、引張り強さが35Kgf/mm2 以下であって加工性に優れ且つ表面性状の良好な軟質冷延鋼板を製造する。【構成】 鋼板は、C :0.01〜0.15% 、Si:0.2%以下、Mn:0.1 〜0.4%、P :0.04% 以下、S :0.025%以下、sol.Al: 0.02〜0.08% 、N: 0.002〜0.012%、Cu:0.04〜0.4%、Sn:0.004〜0.04% 、Ni:0.01〜0.1%、Cr:0.01〜0.1%およびMo:0.01〜0.1% (以上何れもwt.%) を含有しており、上記化学成分組成の鋼を、溶製した後、連続鋳造によってスラブを鋳造し、次いで前記スラブを直接または1200°C以上の温度に加熱した後、Ar3変態点以上の仕上げ温度、600 °C以下の巻取り温度で熱間圧延し、次いで、所定の冷延率によって冷間圧延した後、箱焼鈍によって再結晶温度以上で均熱する焼鈍処理を施す。

請求項（抜粋）：

炭素(C) : 0.01 〜0.15wt.%シリコン(Si) : 0.2 wt.% 以下、マンガン(Mn) : 0.1 〜0.4 wt.%、燐(P) : 0.04 wt.%以下、硫黄(S) : 0.025wt.%以下、可溶性アルミニウム(sol.Al) : 0.02 〜0.08wt.%窒素(N) : 0.002〜0.012wt.%銅(Cu) : 0.04 〜0.4 wt.%、錫(Sn) : 0.004〜0.04wt.%、ニッケル(Ni) : 0.01 〜0.1 wt.%、クロム(Cr) : 0.01 〜0.1 wt.%、および、モリブデン(Mo): 0.01 〜0.1 wt.%、を含有することを特徴とする、低品位スクラップ高配合型軟質冷延鋼板。

IPC (4件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/42 ,  C22C 38/44

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平3-111518
  
• 特開平4-371528
  
• 特開平4-162943