特許
J-GLOBAL ID:200903092517805847
微生物の迅速検出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
有賀 三幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-151908
公開番号(公開出願番号):特開平5-336993
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【構成】 検体又は検体の懸濁液を、検出しようとする微生物が産生する酵素の作用により蛍光物質を遊離する蛍光基質と培地とを乾燥固定化してなるプレートのウエル、陽性対照となるウエル及び陰性対照となるウエルにそれぞれ添加し、当該プレート上で静置培養後各ウエルの遊離蛍光物質量を測定し、陽性対照及び陰性対照と対比することを特徴とする検体中の微生物の検出方法。【効果】 本発明によれば肉等の濁度の高い検体を用いた場合でもブランク値を設定したり、遠心分離操作等の煩雑な操作をすることなく、また用時培地を調製する等の操作をすることなく簡便で、迅速かつ高感度で検体中の微生物を検出することができる。特に食品中の大腸菌群の検出のための日常検査法として有用である。
請求項(抜粋):
検体又は検体の懸濁液を、検出しようとする微生物が産生する酵素の作用により蛍光物質を遊離する蛍光基質と培地とを乾燥固定化してなるプレートのウエル3ケ所A、B及びCに添加し、そのうちウエルB及びウエルCにアルカリ液を添加した後、当該プレート上で静置培養後、ウエルBに蛍光物質を添加し、ウエルAにアルカリ液を添加した後、各ウエルの蛍光物質量を測定し、ウエルAの蛍光物質量をウエルB及びウエルCのそれと対比することを特徴とする検体中の微生物の検出方法。
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